久しぶりに体調を崩しておりました。
普段何気なく眺めているガーミンコネクトは、体調不良時にはどのような反応が出るのか?ということで身をもって体感してみましたので、見てみようと思います。


▶体調不良時のボディバッテリー推移
下のグラフはボディバッテリーの推移です。
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白線がボディバッテリー、青い棒グラフは休息判定、オレンジはストレス?判定だったと思います。
わかりやすいように睡眠を黄色枠で囲ってみました。
普通はタイムラインの開始、睡眠でボディバッテリーは増えてくるはずなのですが、日に日に寝てもボディバッテリーが増えなくなっています。
そして右から3番目の黄色枠(睡眠)が一番体調の悪かった時で、睡眠中にもかかわらずボディバッテリーがまったく増えていません。
翌日の明け方ぐらいから、二度寝分の部分だけ少しだけ回復傾向にありますが、寝てもボディバッテリーがまったく回復しないとか初めての経験でした。
翌日からは何とか体調は回復傾向に傾いて、少しづつ睡眠でボディバッテリーが回復するようになってきました。

このように見てみると体調が日に日に悪くなっていくのが、数値的に見ることができます。
これらのデータはGarminウォッチ等で24時間(できるだけ)データをとることで見れるようになります。
便利な時代になったものです。


▶体調不良からパフォーマンスデータ
前述のデータは日常生活のデータです。
ではこんな時のライドデータはというと、、、さすがにボディバッテリーの回復がない時、具合が最高に悪い時はちょっと無理でしたが、その後少しだけ回復の兆しが見えてきたぐらいのころに、実際に乗ってみたデータはこちらです。
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こちらはGarminに出てくる、パフォーマンスコンディションです。

走行開始後10分ぐらいは何とか保っているように見えます。
しかしその後、面白いぐらいに落ちていきます。
通常時のパフォーマンスコンディションは、なんか疲労気味だったりしても悪くてもせいぜい‐3とかなのですが、‐9とかなんて初めてみました。

主観的なつらさも、もうまさにこのパフォーマンスコンディション通りで、乗れば乗るだけどんどん調子が落ちていき、もう最後はどんなに頑張っても4倍踏めないぐらいで、とにかくもう乗ることがつらく早く帰りたい状態でした。

調子が良い時と調子が悪い時を比べてみます。
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左が調子が悪い時です。
大体心拍ゾーン分布は同じぐらいのように見えますが、細かく見ていきます。

調子が良い時の特徴として、高い心拍数まで追い込んでいくことができること、そして逆に心拍数が落ちるのもの早く心拍ゾーン2以下もわずかながら含まれています。
しかし調子が悪い時はというと、パワーも全然出ていないのに心拍数は常に高い状態から下がらないです。
つまり調子が悪い時はパワーに対しての心拍数は高く、全然踏めていないのに心拍数は高いです。

主観的にもとにかく辛く、パワーが出ないとは感じていたのですが、心拍数がやはり普段では考えられないぐらいの高さであったということです。

その後も回復に従ってパワーは出せるようになっていきます。
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しかし心拍数はしばしの期間、高いままが続きました。
ですのでこの期間はGarminのトレーニング効果的には、Vo2MAX判定が続きます。
通常時のパワーだけをみれば、Vo2Maxほどの判定をもらわないぐらいの強度なのですが、心拍数が以上に高い値を示していたため、Garmin的にVo2MAX判定が出ているものと考えられます。

ちなみにパフォーマンスコンディションはというと、、、
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体の回復に従って、落ちなくなってくるのです。
上のデータも完全に回復した後のデータではありませんが、調子が上がってきている時なので自分でも納得のできるデータでした。

▶教訓
このように調子が悪い時はやはり数値に目に見えて変化が出ている、ということです。Garminはこういったところが唯一無二的な部分でもあります。
今回は実験的に実際に無理をして乗ってみましたが、まさに練習どころではなく息も絶え絶え、何とか帰ってこられたぐらいのイメージでした。
その後は、ぶり返すほどのことはありませんでしたが、強い疲労感が残りちょっと後悔しました。。。

このように体に負担が大きくかかっている状態で練習することはまったくお勧めできることではない、ということを身をもって体感いたしました。
体調が悪い時はしっかりと直してから、練習をすることを強くお勧め致します。

ということで今回は体調を崩したって⁉ Garmin先生にはまるっとお見通しだった話でした。


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