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本記事は製品の提供を受けて作成した記事です。
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前回の記事、T3トレーナーやBC2バーチャルシフターに引き続き今回はCYCPLUS スマートライディングファンです。
そんじょそこらのただの扇風機ではありません。”スマート”と名のつくライディングファン、要はスマートトレーナー同様に室内トレーニングに特化したファン、送風機です。
そんじょそこらのただの扇風機ではありません。”スマート”と名のつくライディングファン、要はスマートトレーナー同様に室内トレーニングに特化したファン、送風機です。
ということを踏まえてのお話、CYCPLUS スマートライディングファンのご紹介です。
はっきり言ってこのCYCPLUS スマートライディングファン、全く持って個人的な意見ではまだ改善点はないわけではないと考えておりますが、それでも実際に使ってみたら室内トレーニング用の扇風機として考えるのであれば本気で最強レベルの製品です。
ということでメーカー様への今後の改良やバージョンアップの希望も込めてのお話です。
✓重量・サイズ感
こちらです。

このフォルムは可愛すぎます。
なんかスター・ウォーズとかに出てきそうな近未来的なフォルムです。
大きさ的にはこのぐらいのイメージです。

一般的な扇風機よりもむしろコンパクトに収まるぐらいの本体サイズで、普通のサーキュレーターぐらいのイメージです。
そして重量感ですがその見た目とは裏腹に意外と本体は重くはありません。しかし本体は軽いのですが持つ部分が定まらず意外と持ち運びはしにくいというのは率直な感想でした。
✓設置方法
①床置き台座
上の画像のように床に台を置き設置する方法です。(もしくは棚や台等に置く方法)
ちなみにこのCYCPLUS スマートライディングファンですが、床に直置きはできません。必ず下に挟んである床置き用の台座が必要です。というのも本体が円形状(ポール用の突起もあり)だからです。ですがこの一見特殊な円形状の本体をしていることで、床置き用の台座に乗せると本体の角度調整は手動ではありますが、好きな角度に向けることができます。床においた際に体までの距離や置き場所に合わせて自由に角度を変えられるのは、ある意味このCYCPLUS スマートライディングファンでは必須なことです。(詳細は後述致します。)
②ポールスタンド
もう一つの設置方法はポールスタンド台座を使用し、設置する場合はこのようになります。

しかしです。
この専用の台座を使用している時は床置き時のように、CYCPLUS スマートライディングファンでは本体の角度は変えることができません。
ですので風向き(風の狙い・高さ)を変えたい時は、、、

ポールを伸ばし本体の高さを変える方法しかありません。
こちらの設置方法は正面から風が当たるようなイメージで使用するようです。
ですがこの置き方には問題があります。

このように真正面に置くこととはディスプレイとの位置関係が難しすぎます。。。
室内トレーニングで何を使用するかにもよりますが、例えばZwift等の画面を使う場合、乗車位置の真正面の優先度はディスプレイのほうが高いと思われます。
またポールを指す土台は直径440mmと設置場所のスペースを取ります。ですのでこういった正面に置くことを想定しているのであれば本体の角度を変えられたり、また土台は折りたたみ式等でディスプレイスタンドとの良い関係性を作れる構造が良いのではないかと思いました。
ともあれ現状での使用方法はというと、ワタクシの環境では現状床置き一択となってしまいます。

CYCPLUS スマートライディングファン本体の角度は変えられますので、自分の好きな位置に当たるように調整できます。
密かにステムについているのがライディングファンのリモコンです。
このリモコンがめちゃくちゃ便利です。
✓その他
使用前の確認です。


スマートトレーナーのT3等は抜け目のない完璧なパッケージだったので少々残念なところでした。
ということだったのですが、メーカーに確認をさせていただいたところ、日本向けの出荷には2ピンプラグ(アメリカ規格)を付属してもらえるとのことでした。
こういったところのスピード感と対応、さすが抜け目のないCYCPLUS社です。
✓何ゆえのスマート!?
こちらの製品、ただの扇風機ではありません。CYCPLUS ”スマート”ライディングファンです。
何がスマートなのか?ということです。

各種センサーと接続することで、センサーと連携して風の強さ(風速)を決めることができるというものです。
例えば速度と連携させることで、速度が上がっていくと風速がだんだんと強くなるように設定できます。速度連携は室内でありながらもよりリアルな走行感が出せるというものです。
また走行感だけではなくパワーや心拍数の強度に合わせて風量を自動で調整するモードもあり、ワークアウトなどで強度が上がってくるに従って、風速も自動で上がってくるような設定もできます。
つまり他の機器と接続することで、風量の自動調整のモードが備わっているので”スマート”ライディングファン、ということです。
しかしリアルな走行感を味わえる速度に合わせたスピードモード等は、室内でリアルな走行感を出すためには良いかもしれませんが、トレーニングとして使う場合はちょっと使いづらいかもしれません。というのもやはり下りで冷えすぎてしまうこともあるからです。個人的には勾配に合わせたリアルすぎる風量自動調整よりも、強度に合わせて風量が変わるほうが良いと思いました。

もちろんリモコンも付いていますので手動での操作も可能です。
✓使ってみた
早速使ってみました。
・・・最強です。
ちょっと今まではいわゆる提供品でありつつも結構厳しいことも書いてきました。
正直な感想ですので致し方がありません。
ですが実際にしようしてみるとその性能は本気で最高です。
ワタクシは基本的にリモコンがありますので、各種センサーペアリングはさせずに使用しています。(せっかくの”スマート”機能がついているのに。。。)
何が言ってもうこの2つです。
①圧倒的な風量・風速(風圧)
どのぐらい強いのかというと外気温10℃前後の日に、トレーナーで20分間の全力走を行いました。
その際に使用したのが、インジケーターの2番目の強さでした。

外気温10℃で窓を少しだけ開けてこの強さで全力走をやっても床がびしょびしょにならないぐらいでした。これは相当優秀だと思われます。
とにかく今まで扇風機(家庭用)もサーキュレーターも使用してきましたが、風の強さ・風圧が段違いです。
実は微弱モードもあるようなのです。

風量の部分が消えていますが、微弱で風が出ています。
風圧に関しては好み、というのはそこまで多くはなくおそらく強度が上がれば上がるほど、強い風圧・強い風量を求める方が多いのではないかと思います。
②風向が絶妙
風の広がり方がものすごく良いのです。
以前こんな記事を作成したことがあります。
ものすごく簡単に書くならば、扇風機は風が広がりすぎてしまう、サーキュレーターは風が広がらずに絞られている、という差があるということでした。
またいくらサーキュレーターとは言えども、ファン本体から離れれば離れるほど風は広がる傾向にあります。
ですがこの風向、風の広がり方に関しては好みが多く分かれるところかとは思います。
今回のこのCYCPLUS スマートライディングファンは床においたときに非常にちょうどよい(自分好みの)風の広がり方をします。

※床置きでおいたときのイメージです。
このときの風の広がり方が非常に絶妙で、顎の下からへそ上ぐらいまでの範囲でかなりしっかりと強い風が当たります。室内トレーニングがメインになる冬場は足先等まで風が当たってしまっているといくら室内とは言え、足先が辛くなってしまいますので、足先はあまり冷やしたくないのです。
このようにワタクシの場合はあまり風が広がるのが好きではないので、比較的近めの位置で使用していますが、もう少し風を広げたいのであれば、本体との距離を遠くすることで風は広がる傾向にあります。
このように風の広がり方は、風を実際に当てたい部分の好みに合わせて、ファン本体と体の距離を変えることである程度は調整ができると思います。ですが逆に広すぎる風向きをコンパクトにまとめることはかなり難しいことです。ですので個人的には少々狭めぐらいの設計にしておき、距離を変えることでお好みに合わせるのが、幅広い好みに対応するための一つの方法ではないかと思いました。
▶まとめ
今回CYCPLUS スマートライディングファンを実際に使用してみての感想ですが、やはり構造的にポール設置等もう一つ、と感じるところがないわけではありませんでした。
しかしそれでも根本的なライディングファンとしての性能である圧倒的な風圧や風の広がり方、この2つは完全にワタクシの好みを捉え、現在これを超えるものはないぐらいに良いものだと感じました。
現在の使用方法はというとリモコンで手動モードです。なぜかといえば手動でも十分に事足りているからです。暑すぎることも苦痛ですが、冷えすぎてしまうのもかなり苦手なのです。。。
ですのでワタクシの場合は、スマートファンという様々な便利な機能が兼ね備えてあるわけではありますが、実際にはスマートな機能を使用はすることは多くはなさそうです。
個人的には例えば下位グレード品として、もっとシンプルにこの風圧、風向を保ちつつ床置きのみ、スマート機能なしでもう少し低価格品があると非常に良いと思いました。
ともあれやはり専用品はすごかったです。
ということで今回はCYCPLUS スマートライディングファンのご紹介ですが、コンパクト設計ながらも圧倒的な風量で抜群の使い勝手だった。そんなお話でした。
公式ページはこちらからどうぞ。
少々お値段は高いCYCPLUSのスマートサイクリングファンですが、同社スマートトレーナーを購入された場合は80ドルの割引で購入できるようです。(公式サイトだけではなく、すべてのプラットフォーム対応)
ご希望の方はアフターセールスチーム(steven@cycplus.com)にトレーナーの購入証明を送るだけで、割引コードを取得できます。ということでした。
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CYCPLUS 製品の過去の記事はこちらからどうぞ。
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