▶電動ポンプ導入に踏み切れなかった理由
昨今急速に発展したものの中の一つの製品が電動ポンプです。
しかし実際にワタクシが電動ポンプを買うまでには様々な悩み事がありました。

✓信頼性
何と言ってもまずはこれです。
はっきり言ってパンクは年間一回すれば良い方?で、普通に一年以上もパンクをしないことも多々あります。
携帯ポンプで出番と言えば、その1年に一回やひょっとしたらそれ以上にレアかもしれません。
ですので通常はツールケースの中で眠っていて、いざ出番!というときにでも不安なく使える性能、とても大切です。

✓価格
実際になにかがあったときにしか使わないのに、1万円以上の価格をだす価値が本当にあるのかどうか、下手したら1年に一回ぐらいとかしか使わないのでは?という思いがありました。
しかし実際に製品を手にしてみたら誤りだったと感じたのはなぜか、最後に記載をさせていただきました。

とは言っても食わず嫌いではなんともなりませんので、今回試してみることにしました。

▶ほしかった性能
①空気圧ディスプレイ
携帯ポンプ運用時代はなんとなく、パンクしていない方のタイヤと触り比べたりしていましたが、やはりないよりはあったほうが良いです。
しかしディスプレイのために本体サイズが大きくなってしまうのもちょっと。。。
優先度的にはサイズ>ディスプレイぐらいのイメージです。

②超小型・軽量
あまりにも大きくなるのはいくら便利とは言え好ましくはありません。
現在使用しているツールケースにきちんと収まるサイズ感、そして重量も現在のポンプと比べてもそこまで大きくないものが良いです。

③信頼性
前述のようになにかがあったときの携帯ポンプです。なにかがあったときにでも安心して使えることが求められる製品ですので、お値段よりも信頼性を重視したいと考えました。

▶ELXEED-BL01を選んだ理由
✓1000サイクル耐久試験
✓耐衝撃・摩耗・落下 ABSドロッププルーフ

✓日本の会社
✓1年保証

生産は海外ですが日邦電機は、創業1954年の小型精密モータメーカーのパイオニア、ということです。
何かあっても日本の会社があると安心感があります。特に昨今のリチウムイオン等の充電池の関連の不具合や事故は恐ろしいものが多いので。。。

とは言ってもこればかりは実際に運用してみないことになんとも言い難いので、購入してみることにしました。


▶ELXEED-BL01
こちらです。
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まずパッケージからして超小さいです。
こんなに小さいとは思っていなかったので、ちょっと驚きです。

✓パッケージ
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付属品は以下のとおりです。
・本体(ストラップ付き)※ストラップは携帯時に必要性がなかったので外しました。
・USB充電ケーブル
・変換バルブ(仏式+米式+ボール用)
・延長チューブ(米式?)
・収納ケース
・取扱説明書+保証書
この説明書がとにかく文字が小さく見づらく、分かりづらいです。
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✓サイズ感と構造
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かなり小型です。

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内部が透けて見えますので、おそらく防水性はほぼないと思われます。
ツールケース等に携帯する際には、水の侵入を防ぐ何かが必要になると思いました。
また屋外での使用ともなると、やはり晴れの日だけではなくむしろ雨の日のほうがパンクが多いものです。そういった状況下での使用は少し注意が必要かもしれません。

✓重量
重量です。
参考までに今まで携帯していた、ポンプです。
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102g

ではBL01はというと、
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実測値119g ストラップ込み(ストラップなし:118g)
※公称値108g ですので+10gです。
重量に関しては日本の企業ですので正確にしてほしかったところです。

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携帯ポンプよりもかさばらないサイズ感です。
▶実際に使用してみた
①バルブ固定

ワタクシの場合は、携帯している予備チューブはTPUも持っているということもあり、使用する際は延長チューブを使用したほうが熱問題的に良さそうです。延長チューブが付属してくるのは非常に良いところだと思います。

ロードバイク(仏式)で延長チューブを使用するにはこのように使用するようです。
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このように延長チューブを使用する場合は、延長チューブにネジが切ってありますので、バルブにねじ込み固定することが可能です。

延長バルブを使用しない際は赤いアダプターを使用します。
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このアダプターを使用する際は、ネジが切っていませんのでバルブに押し込むだけです。
安定感を求めるのであれば、やはり延長チューブを使用しネジ込んだほうが安心感があります。

②空気の充填
あとは簡単でディスプレイを見つつ、空気圧を設定してスイッチオンで自動で入っていき、設定した空気圧になると自動で止まります。
21mmうち幅のリムに28c(S-Light)、4.2BAR設定で60秒ぐらい、2回入れてバッテリー残量2コ残りでした。

✓音
やはり音はうるさいですが、山の中でパンク修理を考えると、爆音ぐらいのほうが時期によってはクマ等の野生動物対策等にも良いのかもしれません。
逆に明け方の閑静な住宅街などでは使用しづらいと思います。

✓手動ポンプとの違い
そして手動ポンプとの違いですが、いくら手動が楽なポンプを使用しているとは言え、電動ポンプの落差に驚愕しました。

✓熱
気になる熱問題ですが、現在冬で寒い時期ということもあるかもしれませんが、2回充填後も本体が熱くて触れないことはありませんでした。(本体のバルブ接合部付近、注意マークのある部分は熱くなります。)
やはり性能的にはかなり優秀だと感じました。

✓携帯性
ツールケースとの関係はこのぐらいのサイズ感です。
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余裕で入ります。

▶まとめ
ワタクシの場合従来までの携帯ポンプの使い方としては、やはりトラブルが起きたときに使用する、というだけの使い方のみでした。
というのも出先での正確な空気圧調整等はできなかったからです。ですのでちょっと空気圧が高すぎた感があるときに適当に抜いてみたりするぐらいでした。
しかしこういった電動ポンプがあることで、正確な空気圧の調整が出先でも手軽にできるようになるのも、とても良いことだと思います。
新たな使い方も広がる便利なアイテムになると良いと思いますが、こればかりはこれから運用してみてのお話となりそうです。

ということで今回は日邦電気 NDK 小型電動ポンプ ELXEED-BL01を試す!そんなお話でした。


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