普段使用しているのはPanaracerのAGILEST FAST TLRです。
AGILEST FAST TLRも不満が全くないわけではありませんがその転がり抵抗の低さからくる速さが好きで、約半年前から使用し始め数セット、様々な状況下で使用してまいりました。(CLは1年以上)
ちょっと他のタイヤも使ってみたくなったのです。
そんなこともあり、今回はパワーカップのTLRです。(少々今更感がないわけではありませんが…)
事前情報としてパワーカップはタイヤのサイズ以上に組み付け後に太い、という情報がたくさん溢れていました。ということで悩んだ結果25cを選択することにしました。
こちらです。

25cとか1年半ぶりぐらいです。
ちなみ現在のホイールはHYPER 3で内幅が23mmです。
内幅23mmで28cのタイヤを使用した場合は30mm程度になるということです。
パワーカップは25cを選択しましたが、どのぐらいになるのか、こればかりは実際にやってみないとわかりません。
ちなみに某タイヤメーカーの方ともお話をさせていただいていたのですが、昨今のタイヤは従来までと変わっているように思えます。
というのも従来の23cとかのクリンチャーは運用も空気圧は高めで速度が上がってくるにつれ硬く、跳ね、反応もパリッとしたイメージです。言うならば速度感のあるタイヤな印象です。
一方の最近のチューブレスレディは低圧運用されるようになり、乗り心地もよく速度感よりも実際の速度が速いようなイメージです。タイヤの技術や進化に伴い方向性の違いを感じています。
本題に行きましょう。
✓重量
最近は本当にカタログ重量バッチリなモデルが増えてきました。
とは言ってもそんなことは本当に最近のお話で、少し前はタイヤだけではなくホイール等でもカタログ重量よりも重いということは普通なぐらいでした。
では今回のパワーカップはどうでしょうか。
ちなみにカタログ値はブラックとクラシック(いわゆるタンカラー)で5g差があります。
25cのブラックのカタログ値は260gです。


概ねOKなぐらいでしょうか。
それにしても25cということもありますが、重量的にはかなり軽いです。
現在主流のタイヤだと25cでは250gぐらい、28cでは2801gぐらいの製品が多いです。
しかしです。
このパワーカップは25cでも装着後は28cサイズぐらいまで太くなることを予想しておりますので、28同様の太さであれば、一回り軽いことになります。
✓太さ
ドキドキの太さ計測です。
パワーカップの25cの実測値幅です。

69.7mmです。
ちなみにですが、今まで使用していたAGILEST FAST TLR 28cの新品の状態は?というと、

70.6mmです。
計測誤差もあるとは思いますがそれでもパワーカップと比べて1mmぐらいしか変わりません。
同じく使用済みのAGILEST FAST TLR28cはというと、

72.3mmで1.7mm伸びています。
新旧で比較してみます。

上が新品で、下がある程度使用したものです。
やはり使用していくうちに伸びているようです。
組み付けた状態の実測値です。

内幅23mmで28.8mmでした。25c・・・
パワーカップTLR 25cを内幅23mmに取り付け、空気圧を4.2BARいれると28.8mmになる、ということでした。(HYPER3は25cから使用可)
AGILEST FAST 28c(しっかり使用してきたタイヤ)の場合はというと、

※確かAGILEST FAST 28cの新品の状態の場合、実測値で29mm位だったと記憶しております。
ということでパワーカップのTLR 25cはAGILEST FAST TLR等のタイヤの28cと大体同じぐらいのサイズになる、ということです。
またパワーカップも使用していくうちに若干伸びると思いますので、やはり現在の28cぐらいの太さになる可能性が高いと思われます。
✓組付け
順番は前後してしまいましたが、組付けです。
最近ではIRCのFormula PROがものすごく取付が楽になりましたが、そういった楽さはありません。基本的に硬すぎることもなく、超簡単にハマることもありませんでした。
ビード上げも一発でパパンと苦も無く上がりました。
普通すぎてネタにはならずです(笑)

ちなみにパワーカップもPanaracerのAGILEST等と同様で、新品タイヤ表面にはロウのような消しゴムのカスのようなものがあります。しかしパワーカップはちょっと擦るだけで簡単に取れるのは良いところです。
組んだ感じとしては、もちっとしている印象で国産タイヤよりもGP5000STRに近からず遠からずな印象でした。
✓価格
パワーカップの利点はその価格もあります。
昨今タイヤだけではありませんが、TLRタイヤの価格もかなり上がってきております。
ちなみに競合社ではこのような価格です。
Panaracer AGILEST FAST TLR:12,100円
Continental GP5000 STR:15,950円
Vittoria CORSA PRO TLR:14,960円
と来てです。
MICHELIN POWERCUP TLRは11,000円です。
決して安い価格ということではありませんが、競合他社のフラッグシップモデルと比較しても、特に海外ブランドのタイヤとしてはかなり低めの価格設定だと思います。
▶まとめ
今回はミシュランのタイヤ、パワーカップですがそう言えばミシュランのタイヤを使用するのはもう10年ぶりぐらい?だったような。。。この度ミシュラン製品のお取引を開始させて頂く形となりましたことも合わせてご紹介とさせていただければと思います。
そして今の時期のような、極寒の冬場の時期は機材投資に限ります。
というのもどうしても重い腰が上がりづらい寒さという絶大なマイナス因子を吹き飛ばしてくれ、モチベーションアップにつながる場合があります。数ある機材の中でも、タイヤの差は比較安価で違いをはっきりと感じられる部分でもあります。
今週、富士ヒルの申込みもありますのでしっかりと練習をして、万全の体制で望みたいと思います。
ということで今回は新アイテム導入のお話、MICHELIN POWERCUP TLR 25c(ミシュラン パワーカップ )でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
AGILEST FAST TLRも不満が全くないわけではありませんがその転がり抵抗の低さからくる速さが好きで、約半年前から使用し始め数セット、様々な状況下で使用してまいりました。(CLは1年以上)
ちょっと他のタイヤも使ってみたくなったのです。
そんなこともあり、今回はパワーカップのTLRです。(少々今更感がないわけではありませんが…)
事前情報としてパワーカップはタイヤのサイズ以上に組み付け後に太い、という情報がたくさん溢れていました。ということで悩んだ結果25cを選択することにしました。
こちらです。

25cとか1年半ぶりぐらいです。
ちなみ現在のホイールはHYPER 3で内幅が23mmです。
内幅23mmで28cのタイヤを使用した場合は30mm程度になるということです。
パワーカップは25cを選択しましたが、どのぐらいになるのか、こればかりは実際にやってみないとわかりません。
ちなみに某タイヤメーカーの方ともお話をさせていただいていたのですが、昨今のタイヤは従来までと変わっているように思えます。
というのも従来の23cとかのクリンチャーは運用も空気圧は高めで速度が上がってくるにつれ硬く、跳ね、反応もパリッとしたイメージです。言うならば速度感のあるタイヤな印象です。
一方の最近のチューブレスレディは低圧運用されるようになり、乗り心地もよく速度感よりも実際の速度が速いようなイメージです。タイヤの技術や進化に伴い方向性の違いを感じています。
本題に行きましょう。
✓重量
最近は本当にカタログ重量バッチリなモデルが増えてきました。
とは言ってもそんなことは本当に最近のお話で、少し前はタイヤだけではなくホイール等でもカタログ重量よりも重いということは普通なぐらいでした。
では今回のパワーカップはどうでしょうか。
ちなみにカタログ値はブラックとクラシック(いわゆるタンカラー)で5g差があります。
25cのブラックのカタログ値は260gです。


概ねOKなぐらいでしょうか。
それにしても25cということもありますが、重量的にはかなり軽いです。
現在主流のタイヤだと25cでは250gぐらい、28cでは2801gぐらいの製品が多いです。
しかしです。
このパワーカップは25cでも装着後は28cサイズぐらいまで太くなることを予想しておりますので、28同様の太さであれば、一回り軽いことになります。
✓太さ
ドキドキの太さ計測です。
パワーカップの25cの実測値幅です。

69.7mmです。
ちなみにですが、今まで使用していたAGILEST FAST TLR 28cの新品の状態は?というと、

70.6mmです。
計測誤差もあるとは思いますがそれでもパワーカップと比べて1mmぐらいしか変わりません。
同じく使用済みのAGILEST FAST TLR28cはというと、

72.3mmで1.7mm伸びています。
新旧で比較してみます。

上が新品で、下がある程度使用したものです。
やはり使用していくうちに伸びているようです。
組み付けた状態の実測値です。

内幅23mmで28.8mmでした。25c・・・
パワーカップTLR 25cを内幅23mmに取り付け、空気圧を4.2BARいれると28.8mmになる、ということでした。(HYPER3は25cから使用可)
AGILEST FAST 28c(しっかり使用してきたタイヤ)の場合はというと、

※確かAGILEST FAST 28cの新品の状態の場合、実測値で29mm位だったと記憶しております。
ということでパワーカップのTLR 25cはAGILEST FAST TLR等のタイヤの28cと大体同じぐらいのサイズになる、ということです。
またパワーカップも使用していくうちに若干伸びると思いますので、やはり現在の28cぐらいの太さになる可能性が高いと思われます。
✓組付け
順番は前後してしまいましたが、組付けです。
最近ではIRCのFormula PROがものすごく取付が楽になりましたが、そういった楽さはありません。基本的に硬すぎることもなく、超簡単にハマることもありませんでした。
ビード上げも一発でパパンと苦も無く上がりました。
普通すぎてネタにはならずです(笑)

ちなみにパワーカップもPanaracerのAGILEST等と同様で、新品タイヤ表面にはロウのような消しゴムのカスのようなものがあります。しかしパワーカップはちょっと擦るだけで簡単に取れるのは良いところです。
組んだ感じとしては、もちっとしている印象で国産タイヤよりもGP5000STRに近からず遠からずな印象でした。
✓価格
パワーカップの利点はその価格もあります。
昨今タイヤだけではありませんが、TLRタイヤの価格もかなり上がってきております。
ちなみに競合社ではこのような価格です。
Panaracer AGILEST FAST TLR:12,100円
Continental GP5000 STR:15,950円
Vittoria CORSA PRO TLR:14,960円
と来てです。
MICHELIN POWERCUP TLRは11,000円です。
決して安い価格ということではありませんが、競合他社のフラッグシップモデルと比較しても、特に海外ブランドのタイヤとしてはかなり低めの価格設定だと思います。
▶まとめ
今回はミシュランのタイヤ、パワーカップですがそう言えばミシュランのタイヤを使用するのはもう10年ぶりぐらい?だったような。。。この度ミシュラン製品のお取引を開始させて頂く形となりましたことも合わせてご紹介とさせていただければと思います。
そして今の時期のような、極寒の冬場の時期は機材投資に限ります。
というのもどうしても重い腰が上がりづらい寒さという絶大なマイナス因子を吹き飛ばしてくれ、モチベーションアップにつながる場合があります。数ある機材の中でも、タイヤの差は比較安価で違いをはっきりと感じられる部分でもあります。
今週、富士ヒルの申込みもありますのでしっかりと練習をして、万全の体制で望みたいと思います。
ということで今回は新アイテム導入のお話、MICHELIN POWERCUP TLR 25c(ミシュラン パワーカップ )でした。
+++++++++++++++++++++++++++
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※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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