ワタクシ自身も日々の練習でも大活躍中のLUNのHYPER3です。
何がいいってWINSPACEのSLC3との相性も非常によく、とにかく速く乗って気持ちが良いホイールです。
そんなHYPER3の上位モデル、HYPER Lightが発売されるとのことで、まずは使ってみないことにはなんともなりませんので発売が決まった時点で即注文していたものが入ってきました。
ではHYPER Lightですが、HYPER 3 と何が違うのか?そんな比較も踏まえて見ていきたいと思います。ということで今回は【新製品】Lún HYPER Light!! HYPER3と何が違う!?そんなお話しです。

こちらです。

もう初代HYPERからずっと使用を続けているワタクシとしてすごく細かいところです。
初代から2023のとき梱包パッケージの変更がありましたが、それ以来の変更はないようです。それでもLunのパッケージはかなりしっかりと強度のあるダンボールで第2の活躍もよくあることです。
早速ですが見ていきます。
こちらがHYPER Lightです。

✓重量
まずはその名前の所以とも言える重量測定です。
大切なのは実測重量です。

フロント:574g ※TLRリムテープ、チューブレスバルブ込 外し忘れて。。。

リア:691g ※TLRリムテープ、チューブレスバルブ込
合計:1265g(カタログ値:1250g)
これは軽いです。

チューブレスバルブ:11g(前後セット)
リムテープの重量を抜けば確実にカタログ値の1250gを下回ります。
当たり個体だったのかどうかはまだ1セットしか手元にありませんので不明です。
HYPER3は実測値で1404g(リムテープ込)ですので、単純に100g以上の軽量化しています。
しかしです。
昨今軽量ホイールはたくさんありますが、ホイールは単純に軽ければよいというものではないというのはわかりきったことです。
重量だけでは良いホイールとは言えませんので走りに期待をしています。
✓スポーク組
フロント

リア

HYPER3ではリアはNDS:ラジアル、DS:タンジェントで、フロントは1本減らし20本の両側タンジェント組でした。(フロントはMEGAと同様)
これがHYPER Lightでは前後ラジアル、タンジェントで2023と同様の組み方です。
✓スポーク

HYPER3で採用されていた、最近流行りの幅広極薄エアロカーボンスポークはLightでは採用されていないようです。
というのもフランジが引っ掛けるタイプではなく、通す貫通タイプです。

超ワイドな幅広極薄エアロカーボンスポークは穴を通せないのかもしれません。
また幅広極薄エアロカーボンスポークは幅広ならではの横風耐性や耐衝撃性、剛性の問題等もあるのかもしれません。
確かに以前ご紹介をさせていただいたカーボンスポークの強さについてですが、やはり極薄カーボンスポークでは同等の強さではないとも考えられます。
✓ハブ
フロント(左側がHYPER Light、右側はHYPER3 )

リア(左側がHYPER Light、右側はHYPER3 )

ハブ形状に大幅な変更が加えられています。
HYPER3とは大幅に変更が加えられ、フロントは2ベアリング非貫通タイプのアクスル構造です。

シールはかなり強そうで、このエンドキャップとベアリングの交差はかなりの精度で出しているようです。
リアです。

ラチェットはチタン製面ラチェットです。

面ラチェットはシングルフロート、片側から押し付ける構造です。

ラチェット部のシールはかなりしっかりしてるのは好印象です。
かなり小型のベアリングが採用されています。
HYPER Lightはセラミックベアリングだけではなく、スチールも使用されています

ハブも細くなっていますし、ハブフランジもかなり小型化です。
貫通タイプフランジ+Tヘッドカーボンスポークを採用することで十分な剛性を出せているのかもしれません。

フリーボディもシール構造は健在、防塵防水性を考えられています。
✓リム幅(タイヤ幅)

リム内幅はHYPER3から少しワイドになり、23.4mmです。

外幅もワイドになり31mmです。

28cのGOODYEAR Eagle Supersprots Rを4.5BARで使用すると30.8mmになります。
リム外幅が31mmですのでほぼピタリと揃います。

✓リム形状
リム形状は幅だけではなく若干変更が加えられているようです。

HYPER3 までのリムはF-Rapidリムという設計で、フロントとリアのリム設計は個別に設計されているというものです。
イメージ的には特にリアは台形的な形状でENVEのリム形状に近いイメージでした。
それがHYPER Lightのリムは若干丸みが強くなったように感じます。
▶まとめ
HYPER Lightを実際に製品を見てみると、リムやハブ等HYPER3とはかなり大きな変更が加えられていると感じました。
通常のHYPERの上位モデルと言えはMEGAがありますが、MEGAとはまたちょっと違ったコンセプトで作られているとも感じました。
HYPER Light、ホイールは単純に軽ければ良いということではありませんが、実際の走りが楽しみです。
ということで今回は【新製品】Lún HYPER Light!! HYPER3と何が違うのか!?、ということですが、リムもハブもスポークも全然違った、そんなお話でした。
今回ご紹介をさせていただきましたHYPER Light、HYPER3の双方ご試乗も可能でございます。
お気軽にお問い合わせください。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
何がいいってWINSPACEのSLC3との相性も非常によく、とにかく速く乗って気持ちが良いホイールです。
そんなHYPER3の上位モデル、HYPER Lightが発売されるとのことで、まずは使ってみないことにはなんともなりませんので発売が決まった時点で即注文していたものが入ってきました。
ではHYPER Lightですが、HYPER 3 と何が違うのか?そんな比較も踏まえて見ていきたいと思います。ということで今回は【新製品】Lún HYPER Light!! HYPER3と何が違う!?そんなお話しです。

こちらです。

もう初代HYPERからずっと使用を続けているワタクシとしてすごく細かいところです。
初代から2023のとき梱包パッケージの変更がありましたが、それ以来の変更はないようです。それでもLunのパッケージはかなりしっかりと強度のあるダンボールで第2の活躍もよくあることです。
早速ですが見ていきます。
こちらがHYPER Lightです。

✓重量
まずはその名前の所以とも言える重量測定です。
大切なのは実測重量です。

フロント:574g ※TLRリムテープ、チューブレスバルブ込 外し忘れて。。。

リア:691g ※TLRリムテープ、チューブレスバルブ込
合計:1265g(カタログ値:1250g)
これは軽いです。

チューブレスバルブ:11g(前後セット)
リムテープの重量を抜けば確実にカタログ値の1250gを下回ります。
当たり個体だったのかどうかはまだ1セットしか手元にありませんので不明です。
HYPER3は実測値で1404g(リムテープ込)ですので、単純に100g以上の軽量化しています。
しかしです。
昨今軽量ホイールはたくさんありますが、ホイールは単純に軽ければよいというものではないというのはわかりきったことです。
重量だけでは良いホイールとは言えませんので走りに期待をしています。
✓スポーク組
フロント

リア

HYPER3ではリアはNDS:ラジアル、DS:タンジェントで、フロントは1本減らし20本の両側タンジェント組でした。(フロントはMEGAと同様)
これがHYPER Lightでは前後ラジアル、タンジェントで2023と同様の組み方です。
✓スポーク

HYPER3で採用されていた、最近流行りの幅広極薄エアロカーボンスポークはLightでは採用されていないようです。
というのもフランジが引っ掛けるタイプではなく、通す貫通タイプです。

超ワイドな幅広極薄エアロカーボンスポークは穴を通せないのかもしれません。
また幅広極薄エアロカーボンスポークは幅広ならではの横風耐性や耐衝撃性、剛性の問題等もあるのかもしれません。
確かに以前ご紹介をさせていただいたカーボンスポークの強さについてですが、やはり極薄カーボンスポークでは同等の強さではないとも考えられます。
✓ハブ
フロント(左側がHYPER Light、右側はHYPER3 )

リア(左側がHYPER Light、右側はHYPER3 )

ハブ形状に大幅な変更が加えられています。
HYPER3とは大幅に変更が加えられ、フロントは2ベアリング非貫通タイプのアクスル構造です。

シールはかなり強そうで、このエンドキャップとベアリングの交差はかなりの精度で出しているようです。
リアです。

ラチェットはチタン製面ラチェットです。

面ラチェットはシングルフロート、片側から押し付ける構造です。

ラチェット部のシールはかなりしっかりしてるのは好印象です。
かなり小型のベアリングが採用されています。
HYPER Lightはセラミックベアリングだけではなく、スチールも使用されています

ハブも細くなっていますし、ハブフランジもかなり小型化です。
貫通タイプフランジ+Tヘッドカーボンスポークを採用することで十分な剛性を出せているのかもしれません。

フリーボディもシール構造は健在、防塵防水性を考えられています。
✓リム幅(タイヤ幅)

リム内幅はHYPER3から少しワイドになり、23.4mmです。

外幅もワイドになり31mmです。

28cのGOODYEAR Eagle Supersprots Rを4.5BARで使用すると30.8mmになります。
リム外幅が31mmですのでほぼピタリと揃います。

✓リム形状
リム形状は幅だけではなく若干変更が加えられているようです。

HYPER3 までのリムはF-Rapidリムという設計で、フロントとリアのリム設計は個別に設計されているというものです。
イメージ的には特にリアは台形的な形状でENVEのリム形状に近いイメージでした。
それがHYPER Lightのリムは若干丸みが強くなったように感じます。
▶まとめ
HYPER Lightを実際に製品を見てみると、リムやハブ等HYPER3とはかなり大きな変更が加えられていると感じました。
通常のHYPERの上位モデルと言えはMEGAがありますが、MEGAとはまたちょっと違ったコンセプトで作られているとも感じました。
HYPER Light、ホイールは単純に軽ければ良いということではありませんが、実際の走りが楽しみです。
ということで今回は【新製品】Lún HYPER Light!! HYPER3と何が違うのか!?、ということですが、リムもハブもスポークも全然違った、そんなお話でした。
今回ご紹介をさせていただきましたHYPER Light、HYPER3の双方ご試乗も可能でございます。
お気軽にお問い合わせください。
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作業は18:00以降も行います。
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