なんだかんだでSella italiaのSLRの使用率が高かったのですが、もう少し幅が広く安定するもの、またサドルセンターの穴(圧迫の逃げ)はしっかりとある構造ほしいと感じていました。
そこで今回購入したのはPrologoのNAGO R4 NACKです。
ちなみにR4の”R”、RといえばRacing(レーシング)で用いる場合が多いと思いますが、Redesign(リデザイン:再設計)のようです。

https://manys.work/2024/11/post-9434/より
多少はモデルによって差はありますが基本的に、3種類の座面形状にレールの種類が3種類でカーボン、ステン、クロモリです。更に穴あき(PAS)、穴なしと座面の種類とサドル幅等で充実のラインナップです。最近では3Dプリントのモデルも発売されています。
ワタクシ自身Prologoでは以前スクラッチを使用したことがあり、もう少しサドル上での前後移動をしたいと感じた記憶もあって、今回はNAGOにすることにしました。(ポガチャル選手も使用とか。)
ちなみにNAGOのサドル幅は137mmと147mmです。昨今のショートノーズでよくある142~143mmよりも若干狭めの設計のようです。
ということでこちらです。

せっかく買うのであれば買い直しになりたくないので、いきなりですがカーボンレールです。
Many'sさんのNAGOのページからの引用です。(https://manys.work/prologo/nago-r4-nack/)
現物を見ていきます。

カタログ値142g(137mm)
少々重めです。

柔らかなカーブがありますが、どちらかというと平らな設計です。

裏側から見るとわかりやすく穴無しのタイプですが、Active Base Systemはサドル中央のサドルベースは開口しておりしっかりと逃げが作られています。穴開きタイプは雨の日や水たまりでウィシュレット状態になりますので、ベースはあいて穴がないのが良かったのです。
サドルの交換は相変わらずPROのツールを使用しています。
何も指標がないよりもなんとなくでも指標があったほうがその後の調整が楽です。
その後私服で少し乗ってみて若干サドル位置を引き気味にずらして、あとはしっかり乗りながら調整をしようと思いました。
▶実走インプレッション
✓交換直後に気になったこと
一番最初に乗った印象としては、座面の表面素材が滑りやすいと感じました。
基本的には滑りづらい方が好みでは有りますので、残念に感じたところですが少し汗をかいてくるぐらいになると滑り加減が非常にちょうどよくなります。もちろんレーサーパンツとの相性もあるかと思いますが、慣れれば特にデメリットのように感じていることはなくなりました。
また今までのサドルはどちらかというと、座面が横から見て緩やかなカーブを描いているような設計でしたが、NAGO R4はというとほぼ平らに近い印象です。自分のおしりがカーブ対応になっているのか、フィット感がイマイチのように感じ、不安定、少々収まりが悪いように感じたのもまだ慣れていないときに感じた感想でした。
最初はこの2点が気になったので、そこまでの良さを感じませんでした。しかしそれでも特定の一部が痛いとか、ペダリングでサドルのエラの部分が太ももの付け根に当たる等の事はありませんでした。
そして乗れば乗るほどにNAGO R4の感覚におしりが慣れてきます。お尻の形がNAGO R4に変わってくる??に従って徐々に良さがわかってきます。

✓硬いけど優しいサドル
実際に走った感じとして基本的にサドルが柔らかいと感じることはありませんでした。というのもロードバイクのサドルって基本的に硬いです。硬くしっかりしているためペダリングが安定します。
このNAGO R4の面白いところは硬いのに乗り心地が良いのです。おそらくベースのしなりやパッドのクッション性は実際に走行して、強い衝撃等を受けたときにしっかりと役割を果たせるぐらいの硬さになっているのではないかと思います。基本硬めのはずなのに、走ってみるといざというときには優しさを感じます。
乗り心地的が良いサドル、ということを感じるサドルは珍しいです。
✓座りやすいサドル
ワタクシの場合基本的にはサドルにしっかりと座りたい乗り方をしていますが、乗り心地が優しいこともあってサドルにしっかりと座りやすいです。
どんな状況であってもしっかりとサドルに座れること、これはものすごく大切なことだと考えております。ペダリング時は土台がとても大切ですが、パワーを出せば出すほど骨盤の安定は体幹の入れやすさに繋がりパワーの出しやすさに直接つながります。路面の荒れ、ギャップ等で、サドルの上で安定が取れない場合、いとも簡単にパワーが抜けます。
しっかりと座れるからこそ体幹を入れやすいのです
前乗り、サドルの前の方によっても普通に座りやすいです。
✓ペダリング
肝心要のペダリングですが、これはすごいです。
時にサドルが消えるとかよく言いますが、サドルは消えませんがペダリングで引っかかり等は一切なく脚の回しやすさは最高です。深い前傾のペダリングはもちろんのこと、正しいポジションが取りやすく体幹も入れやすくパワーをかけやすいです。
慣れてきた今となっては欠点という欠点が見当たりません。
✓調整
と、もう何度もライドをこなしているのですが、実はサドルの調整一番最初に私服でちゃちゃっと合わせてから一切変えずにOKでした。たまたま最初に合わせたところがドンピシャだった可能性もありますが、サドルが今までのサドルとの差があることもあり、座り方乗り方が変わっていることもあるとは思います。
それでも今まで使用してきたサドルとは少々違うと感じていました。ですので多少なりとも体を、フォームをサドルに合わせるようなイメージは有りました。
そういったことを考慮しても非常に乗りやすいサドルだと感じています。

リラックスポジションから深い前傾までどのフォームを取ってみてもどう考えてもペダリング時にサドルの存在が気になることが一切ありません。サドルが消えませんがとにかくペダリングがしやすいです。
むしろ快適すぎてサドルを交換して色々と試そうと思っていたのですが、何回か乗ればすっかりサドルを交換したことを忘れてしまっていることが多いぐらいに自然で、違和感がありません。
▶まとめ
Sella italiaもそうですが、一流メーカーのサドルは本当にすごいと感じました。というのもSella italiaのサドルは何年もにわたって不満が出ることもなく、使い続けていたサドルです。良いものは長く使えますし、不満が出にくいものです。さすがはSella italiaです。
今回購入したPrologoも同様に素晴らしい製品を作っていると感じました。
今までどちらかと言うとサドルにサドル座面のサドルのカーブにハマって、というイメージでしたが、NAGO R4は少し違ったイメージです。一番最初に乗った瞬間は、なれるのにもう少し時間がかかったり、調整を細かくしないと、という印象がありましたが実際に使ってみるとなれるのも早かったですし調整も最初の1回だけでOKでした。(前回のサドル交換は1回のライド中にも何度も微調整を繰り返してもしっくりとこないような感じでした。)まだまだ使用は浅いので今後印象が変わる可能性はありますが、今のところかなり良い印象です。
では逆に弱点といえば、、、カタログ値よりも少々重たいぐらいでしょうか。
またNAGOはイメージ的にはどっかりと幅の広いサドルではないと思います。ワタクシの場合坐骨幅がかなり狭いと思われますので、ちょうどよいと感じていますが、もっと広めをご希望の場合は147mmのほうが良いかもしれません。
ということで今回は【新導入】Prologo NAGO R4 NACK カーボンレールサドルのご紹介でした。
前回のお話しはこちらからどうぞ↓↓↓
長年付き添ってきたサドルを交換する決意を致しました。
次に購入したのは、Pro STEALTH Curved(プロ ステルス カーブド)サドルでした。
激安のサドルを経て、、、
今に至っております。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
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当店の特徴・詳細ははこちらから
そこで今回購入したのはPrologoのNAGO R4 NACKです。
ちなみにR4の”R”、RといえばRacing(レーシング)で用いる場合が多いと思いますが、Redesign(リデザイン:再設計)のようです。
まずPrologoのサドルはラインナップとして3種類あります。
前乗り用のDIMENSION、前後移動のNAGO、後ろ乗りのSCRATCHです。
前乗り用のDIMENSION、前後移動のNAGO、後ろ乗りのSCRATCHです。

https://manys.work/2024/11/post-9434/より
多少はモデルによって差はありますが基本的に、3種類の座面形状にレールの種類が3種類でカーボン、ステン、クロモリです。更に穴あき(PAS)、穴なしと座面の種類とサドル幅等で充実のラインナップです。最近では3Dプリントのモデルも発売されています。
ワタクシ自身Prologoでは以前スクラッチを使用したことがあり、もう少しサドル上での前後移動をしたいと感じた記憶もあって、今回はNAGOにすることにしました。(ポガチャル選手も使用とか。)
ちなみにNAGOのサドル幅は137mmと147mmです。昨今のショートノーズでよくある142~143mmよりも若干狭めの設計のようです。
ということでこちらです。

せっかく買うのであれば買い直しになりたくないので、いきなりですがカーボンレールです。
Many'sさんのNAGOのページからの引用です。(https://manys.work/prologo/nago-r4-nack/)
Scratch M5と同様のT字型設計で、後方部に乗車した際に安定した出力を伝達可能です。
→まずはしっかりとサドルに座れること、一番長時間でパワーを出すことになるベースフォームの取りやすさはとても大切です。
Dimensionよりも長いノーズを備え、サドル上でのポジション自由度が高くなっています。
Dimensionよりも長いノーズを備え、サドル上でのポジション自由度が高くなっています。
→ベースがある上で、更に要所において座り方を変えられるメリット、大きいです。
①左右2つの独立したパッドは、前・中央・後とそれぞれ厚みが異なる可変密度フォームを使用し、サポート性と快適性を確保します。
→単純にサドルベースにパッドを貼るだけではなく、可変密度フォーム等流石な設計です。
→単純にサドルベースにパッドを貼るだけではなく、可変密度フォーム等流石な設計です。
②中央のActive Base Systemは、穴無しのタイプでも裏のベースが存在しないことで、会陰部への圧力を軽減することができます。
→とても大切なことです。現物を見ていきます。

カタログ値142g(137mm)
少々重めです。

柔らかなカーブがありますが、どちらかというと平らな設計です。

裏側から見るとわかりやすく穴無しのタイプですが、Active Base Systemはサドル中央のサドルベースは開口しておりしっかりと逃げが作られています。穴開きタイプは雨の日や水たまりでウィシュレット状態になりますので、ベースはあいて穴がないのが良かったのです。
サドルの交換は相変わらずPROのツールを使用しています。
何も指標がないよりもなんとなくでも指標があったほうがその後の調整が楽です。
その後私服で少し乗ってみて若干サドル位置を引き気味にずらして、あとはしっかり乗りながら調整をしようと思いました。
▶実走インプレッション
✓交換直後に気になったこと
一番最初に乗った印象としては、座面の表面素材が滑りやすいと感じました。
基本的には滑りづらい方が好みでは有りますので、残念に感じたところですが少し汗をかいてくるぐらいになると滑り加減が非常にちょうどよくなります。もちろんレーサーパンツとの相性もあるかと思いますが、慣れれば特にデメリットのように感じていることはなくなりました。
また今までのサドルはどちらかというと、座面が横から見て緩やかなカーブを描いているような設計でしたが、NAGO R4はというとほぼ平らに近い印象です。自分のおしりがカーブ対応になっているのか、フィット感がイマイチのように感じ、不安定、少々収まりが悪いように感じたのもまだ慣れていないときに感じた感想でした。
最初はこの2点が気になったので、そこまでの良さを感じませんでした。しかしそれでも特定の一部が痛いとか、ペダリングでサドルのエラの部分が太ももの付け根に当たる等の事はありませんでした。
そして乗れば乗るほどにNAGO R4の感覚におしりが慣れてきます。お尻の形がNAGO R4に変わってくる??に従って徐々に良さがわかってきます。

✓硬いけど優しいサドル
実際に走った感じとして基本的にサドルが柔らかいと感じることはありませんでした。というのもロードバイクのサドルって基本的に硬いです。硬くしっかりしているためペダリングが安定します。
このNAGO R4の面白いところは硬いのに乗り心地が良いのです。おそらくベースのしなりやパッドのクッション性は実際に走行して、強い衝撃等を受けたときにしっかりと役割を果たせるぐらいの硬さになっているのではないかと思います。基本硬めのはずなのに、走ってみるといざというときには優しさを感じます。
乗り心地的が良いサドル、ということを感じるサドルは珍しいです。
✓座りやすいサドル
ワタクシの場合基本的にはサドルにしっかりと座りたい乗り方をしていますが、乗り心地が優しいこともあってサドルにしっかりと座りやすいです。
どんな状況であってもしっかりとサドルに座れること、これはものすごく大切なことだと考えております。ペダリング時は土台がとても大切ですが、パワーを出せば出すほど骨盤の安定は体幹の入れやすさに繋がりパワーの出しやすさに直接つながります。路面の荒れ、ギャップ等で、サドルの上で安定が取れない場合、いとも簡単にパワーが抜けます。
しっかりと座れるからこそ体幹を入れやすいのです
前乗り、サドルの前の方によっても普通に座りやすいです。
✓ペダリング
肝心要のペダリングですが、これはすごいです。
時にサドルが消えるとかよく言いますが、サドルは消えませんがペダリングで引っかかり等は一切なく脚の回しやすさは最高です。深い前傾のペダリングはもちろんのこと、正しいポジションが取りやすく体幹も入れやすくパワーをかけやすいです。
慣れてきた今となっては欠点という欠点が見当たりません。
✓調整
と、もう何度もライドをこなしているのですが、実はサドルの調整一番最初に私服でちゃちゃっと合わせてから一切変えずにOKでした。たまたま最初に合わせたところがドンピシャだった可能性もありますが、サドルが今までのサドルとの差があることもあり、座り方乗り方が変わっていることもあるとは思います。
それでも今まで使用してきたサドルとは少々違うと感じていました。ですので多少なりとも体を、フォームをサドルに合わせるようなイメージは有りました。
そういったことを考慮しても非常に乗りやすいサドルだと感じています。

リラックスポジションから深い前傾までどのフォームを取ってみてもどう考えてもペダリング時にサドルの存在が気になることが一切ありません。サドルが消えませんがとにかくペダリングがしやすいです。
むしろ快適すぎてサドルを交換して色々と試そうと思っていたのですが、何回か乗ればすっかりサドルを交換したことを忘れてしまっていることが多いぐらいに自然で、違和感がありません。
▶まとめ
Sella italiaもそうですが、一流メーカーのサドルは本当にすごいと感じました。というのもSella italiaのサドルは何年もにわたって不満が出ることもなく、使い続けていたサドルです。良いものは長く使えますし、不満が出にくいものです。さすがはSella italiaです。
今回購入したPrologoも同様に素晴らしい製品を作っていると感じました。
今までどちらかと言うとサドルにサドル座面のサドルのカーブにハマって、というイメージでしたが、NAGO R4は少し違ったイメージです。一番最初に乗った瞬間は、なれるのにもう少し時間がかかったり、調整を細かくしないと、という印象がありましたが実際に使ってみるとなれるのも早かったですし調整も最初の1回だけでOKでした。(前回のサドル交換は1回のライド中にも何度も微調整を繰り返してもしっくりとこないような感じでした。)まだまだ使用は浅いので今後印象が変わる可能性はありますが、今のところかなり良い印象です。
では逆に弱点といえば、、、カタログ値よりも少々重たいぐらいでしょうか。
またNAGOはイメージ的にはどっかりと幅の広いサドルではないと思います。ワタクシの場合坐骨幅がかなり狭いと思われますので、ちょうどよいと感じていますが、もっと広めをご希望の場合は147mmのほうが良いかもしれません。
ということで今回は【新導入】Prologo NAGO R4 NACK カーボンレールサドルのご紹介でした。
前回のお話しはこちらからどうぞ↓↓↓
長年付き添ってきたサドルを交換する決意を致しました。
次に購入したのは、Pro STEALTH Curved(プロ ステルス カーブド)サドルでした。
激安のサドルを経て、、、
今に至っております。
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