✓WINSPACE T1600
WINSPACEの新型フレームはT1550 の2nd Genの後継モデルのT1600が発売されました。
早速見ていきますが、公式のページに出ていることは公式にお任せし、公式ページに直接的な記載のない部分に関してを詳しく見ていこうと思います。
特徴的なのはシートチューブに空いた穴、Dタイプインテークシートチューブです。

最近のバイクはシートチューブの上部付近にエアインテーク的な開口部を設ける設計が多くなっているように感じます。こここそがT1600の大きな特徴でもあります。
独特な形状のヘッドチューブ、ジェットインスパイアードヘッドチューブもかなり特徴的な部分です。

ヘッドチューブが前方向にかなりでているように見えます。
あとはシートポストがめちゃくちゃ薄くなったりという変化です。
この薄さだとDi2のバッテリーはBB付近に収まるのか、と考えたりもします。
続いてカラーバリエーションです。
イエロー・ブラック

ホワイト・ブラック

ブライトブラック・ホワイト

現在のラインナップはこの3種類なのですが、このブラックがめちゃくちゃかっこよいのです。
というのも公式のトップページをちょっと切り抜いてみました。

こんのカラー!
画面では伝わりにくいかと思いますが、実際に見たら数倍かっこよさ気なカラーです。
それ以外の部分を見てみます。
ヘッド規格は独自規格ではなくFSAのACRシステムということです。
昨今のどこのメーカーも独自規格を採用することが多くなっている中、ACRやDCR等の互換性のあるサードパーティ製のメーカーの規格を採用しているのは非常に良いことだと思います。
専用品で固められたヘッドハンドル周りは互換品がほぼないこと、そして長い目で見たときに、メーカーの供給が途絶えたら終わり、という大きなデメリットがあるためです。
BBはやはりT47(インターナル)です。
最近のフレームはT47 が本当に増え、BB本体の選択肢も増えつつあるので今後のスタンダードになっていくと思われます。個人的には圧入が好きで。。。(´=ω=。)ホボソッ...
ジオメトリを見てみます。

T1550 からT1550 2nd GENになりヘッドチューブが若干長くなり、ハンドル位置が上がってしまったのが気になったところでした。
T1600になり、ヘッドチューブは再度短く、スタックも落ちています。一番良く出るであろうMサイズ比較では、ヘッドチューブが130mmと120mm、スタックは535mmと524mmとより低く深いポジション作りがしやすい設計になっています。T1600のSTR比(Stack to Reach ratio)はMサイズで1.37、T1550 2ndで1.40ですので更にアグレッシブなジオメトリへと変わっています。(※1.5を超えると主にエンデュランス系との)
トップチューブ長、チェーンステー長もT1600になり若干ですが、詰まっています。
重量は未塗装Mサイズで900g、T1550 2nd genはMサイズ830gです。Dタイプインテークシートチューブによる表面積の増加、また特殊な塗装は塗料の重量が上がる傾向にありやはり若干重量は重くなってしまうことが想像できます。
ともあれ多くの状況下で空力性能は重量よりも重要になってきます。また数値では現れないような乗り心地であったり、剛性バランスなども注目すべき点だと思います。
フレームセット価格 428,000円(税込)
✓HYPER 一体型ハンドルバー
個人的にはものすごく気になっている新製品です。
というのものSwiss sideの話でもハンドルバーのエアロ効果はかなり高いとされており、一説では空力的に優れるハンドルバーを使用することで、50km/h前後では多い場合で15Wほどの抵抗の削減になることもあるということです。
またエアロ系のハンドルバーは前述のように空気抵抗の削減効果が大きいのですが、エアロフレームと違って横風の影響を受けづらいという明確なメリットがあります。つまり空力性能を上げたい場合では、ハンドルバーを空力的に優れた製品に交換することはデメリットを少なくエアロ効果を得られるということです。
見てみます。

新型の一体型ハンドルバーではZEROから変わり、HYPERと名がついたようです。
ZEROと比較してフレアが大きくなっているように見えます。
画像で見る限り上ハン(フラット部)は持ちにくそうになっていると思われますが、そう言えば最近は全く上ハンを触っていない気が。。。上ハンをよく使いたい場合はZEROのほうが持ちやすそうです。

ZEROから下ハン部のカーブは変わらずの印象です。このカーブが力が入りやすく、ものすごく良いのです。

マウント固定方法は従来の縦2ボルト式ではなくなりました。

専用のマウントが付属するようです。
専用マウントを付けた状態での空力性能も知りたいところです。
プロファイルです。

ハンドル幅はブラケット部 360mmのラインナップ!!これは嬉しいところです。
ZEROよりも下ハン部のフレアも広がり、ブラケット部+28mmです。
重量はZEROが400-105mmで350gに対して、HYPERは同サイズで320gと一体型としてはかなり優秀な重量です。ZERO初代からはかなりの高剛性ハンドルで、HYPERでも剛性を落としてくるということはないと思います。しっかり硬くてこの重量、良いと思います。
特にハンドルは命にも関わる場合もありますので、しっかりと安全性でも問題がない製品が良いです。
下に他社フレームのモデルが記載があります。おそらくアダプターを使用することで適合するような仕様になっていると思われます。
お値段はということですが、少々値が上り89,800円(税込)です。
うん!高い!(´;ω;`)ブワッ
ですが前作ではいまいちだったマウントが、改善され頑丈な専用マウントが付属してくることを考え、また互換性を考えると、、、
ということで早速ですが、360mmサイズのハンドルをオーダーしてみました。
記事作成時現在のご注文で7月中旬頃の入荷を予定しております。
フレーム、ハンドル双方ともお気軽にご相談いただければと思います。
といいうことで今回はWINSPACE T1600!! そして今度のHYPERはハンドル!? 期待大デス!そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
WINSPACEの新型フレームはT1550 の2nd Genの後継モデルのT1600が発売されました。
早速見ていきますが、公式のページに出ていることは公式にお任せし、公式ページに直接的な記載のない部分に関してを詳しく見ていこうと思います。
特徴的なのはシートチューブに空いた穴、Dタイプインテークシートチューブです。

最近のバイクはシートチューブの上部付近にエアインテーク的な開口部を設ける設計が多くなっているように感じます。こここそがT1600の大きな特徴でもあります。
独特な形状のヘッドチューブ、ジェットインスパイアードヘッドチューブもかなり特徴的な部分です。

ヘッドチューブが前方向にかなりでているように見えます。
あとはシートポストがめちゃくちゃ薄くなったりという変化です。
この薄さだとDi2のバッテリーはBB付近に収まるのか、と考えたりもします。
続いてカラーバリエーションです。
イエロー・ブラック

ホワイト・ブラック

ブライトブラック・ホワイト

現在のラインナップはこの3種類なのですが、このブラックがめちゃくちゃかっこよいのです。
というのも公式のトップページをちょっと切り抜いてみました。

こんのカラー!
画面では伝わりにくいかと思いますが、実際に見たら数倍かっこよさ気なカラーです。
それ以外の部分を見てみます。
ヘッド規格は独自規格ではなくFSAのACRシステムということです。
昨今のどこのメーカーも独自規格を採用することが多くなっている中、ACRやDCR等の互換性のあるサードパーティ製のメーカーの規格を採用しているのは非常に良いことだと思います。
専用品で固められたヘッドハンドル周りは互換品がほぼないこと、そして長い目で見たときに、メーカーの供給が途絶えたら終わり、という大きなデメリットがあるためです。
BBはやはりT47(インターナル)です。
最近のフレームはT47 が本当に増え、BB本体の選択肢も増えつつあるので今後のスタンダードになっていくと思われます。個人的には圧入が好きで。。。(´=ω=。)ホボソッ...
ジオメトリを見てみます。

T1550 からT1550 2nd GENになりヘッドチューブが若干長くなり、ハンドル位置が上がってしまったのが気になったところでした。
T1600になり、ヘッドチューブは再度短く、スタックも落ちています。一番良く出るであろうMサイズ比較では、ヘッドチューブが130mmと120mm、スタックは535mmと524mmとより低く深いポジション作りがしやすい設計になっています。T1600のSTR比(Stack to Reach ratio)はMサイズで1.37、T1550 2ndで1.40ですので更にアグレッシブなジオメトリへと変わっています。(※1.5を超えると主にエンデュランス系との)
トップチューブ長、チェーンステー長もT1600になり若干ですが、詰まっています。
重量は未塗装Mサイズで900g、T1550 2nd genはMサイズ830gです。Dタイプインテークシートチューブによる表面積の増加、また特殊な塗装は塗料の重量が上がる傾向にありやはり若干重量は重くなってしまうことが想像できます。
ともあれ多くの状況下で空力性能は重量よりも重要になってきます。また数値では現れないような乗り心地であったり、剛性バランスなども注目すべき点だと思います。
フレームセット価格 428,000円(税込)
✓HYPER 一体型ハンドルバー
個人的にはものすごく気になっている新製品です。
というのものSwiss sideの話でもハンドルバーのエアロ効果はかなり高いとされており、一説では空力的に優れるハンドルバーを使用することで、50km/h前後では多い場合で15Wほどの抵抗の削減になることもあるということです。
またエアロ系のハンドルバーは前述のように空気抵抗の削減効果が大きいのですが、エアロフレームと違って横風の影響を受けづらいという明確なメリットがあります。つまり空力性能を上げたい場合では、ハンドルバーを空力的に優れた製品に交換することはデメリットを少なくエアロ効果を得られるということです。
見てみます。

新型の一体型ハンドルバーではZEROから変わり、HYPERと名がついたようです。
ZEROと比較してフレアが大きくなっているように見えます。
画像で見る限り上ハン(フラット部)は持ちにくそうになっていると思われますが、そう言えば最近は全く上ハンを触っていない気が。。。上ハンをよく使いたい場合はZEROのほうが持ちやすそうです。

ZEROから下ハン部のカーブは変わらずの印象です。このカーブが力が入りやすく、ものすごく良いのです。

マウント固定方法は従来の縦2ボルト式ではなくなりました。

専用のマウントが付属するようです。
専用マウントを付けた状態での空力性能も知りたいところです。
プロファイルです。

ハンドル幅はブラケット部 360mmのラインナップ!!これは嬉しいところです。
ZEROよりも下ハン部のフレアも広がり、ブラケット部+28mmです。
重量はZEROが400-105mmで350gに対して、HYPERは同サイズで320gと一体型としてはかなり優秀な重量です。ZERO初代からはかなりの高剛性ハンドルで、HYPERでも剛性を落としてくるということはないと思います。しっかり硬くてこの重量、良いと思います。
特にハンドルは命にも関わる場合もありますので、しっかりと安全性でも問題がない製品が良いです。
下に他社フレームのモデルが記載があります。おそらくアダプターを使用することで適合するような仕様になっていると思われます。
お値段はということですが、少々値が上り89,800円(税込)です。
うん!高い!(´;ω;`)ブワッ
ですが
ということで早速ですが、360mmサイズのハンドルをオーダーしてみました。
記事作成時現在のご注文で7月中旬頃の入荷を予定しております。
フレーム、ハンドル双方ともお気軽にご相談いただければと思います。
といいうことで今回はWINSPACE T1600!! そして今度のHYPERはハンドル!? 期待大デス!そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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