SOFT99といえば、車のフロントガラスに施工する撥水コーティング剤「ガラコ」のイメージが強い方も多いと思います。
ガラコは雨が降るとフロントガラスからコロコロと水滴が弾かれていくあの感じです。

そんな撥水系ケミカルのイメージが強いSOFT99から、アイウェアにも使える「レインホッパー」という製品が発売されています。

レインホッパーは、その名の通り雨を跳ね飛ばすための製品です。
公式の表現では「ノーモーションで雨跳ね飛ぶ!」ということで、アイウェアのレンズに水滴が残りにくくなるという、なかなか面白いアイテムです。
詳細は公式の動画をご参照下さい。(他力本願m(_ _)m)
ただし注意点として、施工したレンズに触れることでコーティング、いわゆる皮膜が剥がれ、撥水効果が落ちてしまうという点があります。

確かに雨の日は、停車時にアイウェアの水滴をレーパンで拭ってしまうこともありますし、「アイウェアにもワイパーがほしい」と思うこともあります。

しかし、今年は雨の中で走る機会も多く、レインホッパーをしっかり使うことができています。

そのうえで感じたのは、やはりこの製品はかなり優秀だということです。

名前はレインホッパーということで、基本的には雨対策の製品です。ですが、実際に使ってみると雨の日だけではなく、真夏の汗対策としてもかなり有効でした。

ということで今回は、SOFT99 レインホッパーをロードバイク用アイウェアに使用して感じたメリット・デメリットについてのお話です。


▶レインホッパー施工
早速施工していきます。

まずは、レンズをきれいに洗ってから施工します。

汚れや皮脂が残ったままコーティングをしてしまうと、その汚れごと閉じ込めてしまうような形になり視界もよくありませんし、きれいにコーティングが乗らない可能性もあります。

せっかく施工するのであれば、まずはレンズをしっかりきれいにしてから。
汚れの上からコーティングするのは、さすがにちょっと。。。
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レンズの洗浄には、普段からメガネにも使用している「メガネのシャンプー」を使いました。

これがかなりきれいになるので気に入っているのですが、よく見たらこのメガネのシャンプーもSOFT99製でした。

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レインホッパーは、スプレーした液体がレンズ表面をしっかり覆うぐらい、やや多めに吹き付けた方が良いようです。

少なめに薄く吹いてしまうと、かえってムラになったり、きれいにコーティングが乗らなかったりするようです。

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基本的には、レンズにスプレーして乾かすだけです。

レインホッパーを使用している一番の目的は、もちろん雨対策です。今の時期は梅雨ということもあり、突然雨に降られることもありますし、雨の日のアイウェアの水滴対策としてはかなり期待できます。

ただ、このレインホッパーは雨の日だけではなく、これからの夏場にもかなり有効だと感じています。

真夏のライドでは、走っているときはもちろん、信号待ちでも汗がぼたぼたと落ちてきます。垂れた汗はアイウェアの外側だけではなく、内側にも付着します。そうなるとレンズがビショビショになり、視界が悪くなってしまうことがあります。

汗や水分で視界が歪んだり、見えづらくなったりするのは、場合によっては危険です。

雨を弾くなら、汗も弾くのです。
ということで今の時期はレンズの外側だけではなく、内側にもレインホッパーを施工しています。
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こちらは、暑い時期に170kmほど走った後のレンズの様子です。

結論から言うと、かなり良いです。

汗がぼたぼた垂れるような状況でも、レンズに水分や汚れがべったり残りにくく、視界の悪化をかなり抑えられました。

もちろん、まったく何も付かないというわけではありません。しかし、汗や水をかぶったときでもレンズ上に水分が残りにくく、きれいに流れてくれる感じがあります。

では実際に、水をかけてみます。
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水をかけてみると、若干の水滴は残ります。

ただ、レンズ表面にべったり水が張り付くような感じではなく、軽く風が当たれば飛んでいってしまうぐらいです。

もしかすると、初めての施工だったこともあり、塗り方が少し甘かった部分もあるかもしれません。もう少しきれいに施工できれば、さらに水滴は残りにくくなりそうです。

それでも、雨の水分だけではなく、アイウェアの汗対策としても十分すぎるぐらいの性能を発揮してくれました。

✓デメリット
デメリットとして一番大きいのは、公式でも案内されている通り、施工後のレンズに触れるとコーティングが落ちてしまうことです。
ですが実際にそんなにレンズをベタベタ触る機会があるのかと言うと、基本的にはありません。

ではどんなデメリットがあったのかと言うと、、、
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気になったのは、レンズの内側です。

画像では、レンズ内側の中心付近に汚れがあります。

これはおそらく、顔の形とアイウェアの形状の相性だと思います。BolleでもALTALISTでも同じようなことがあったのですが、レンズの内側にまつ毛なのか、まぶたなのか、少し触れてしまうことがあります。

そして、その触れた部分に汚れが付いてしまうのです。

レインホッパーは、基本的に触るとコーティングが落ちます。ですので、本来であれば施工後のレンズはできるだけ触りたくありません。

ただ、レンズ内側に汚れが付いてしまうと、これがかなり気になります。

視界の中心付近に汚れがあると、どうしても目に入ります。走行中の視界にも関わる部分ですので、「コーティングを守るために我慢する」というのもなかなか難しいところです。

実際に、まぶたなどが触れて汚れてしまった部分は、コーティングが落ちてしまっているようでした。一方で、その周囲の部分はまだ撥水効果が残っています。

つまり、汚れた部分を拭いて、周囲のコーティングまで落としてしまうのか。
それとも、汚れを我慢してコーティングをできるだけ残すのか。

ここが悩ましいところです。

レインホッパー自体の撥水性能はかなり高いです。

しかし、実際にレンズが汚れてしまったときにどうするのか。特にレンズ内側に顔やまつ毛が触れやすいアイウェアでは、この点がデメリットとして感じた部分でした。

✓雨で使ってみた
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雨で初めて使った時の感想です。

走っている途中で雨が降ってきて、「そういえばレインホッパーを施工してあった」と思い出しました。

で、実際にどうだったのかと言うと……。

ぶっ飛びました。

本気ですごいです。

雨が降り始めると、まずハンドルやサイコンに細かい水滴が付き始めます。こういう降り始めの雨は、雨粒が小さく、水滴も細かいため、アイウェアのレンズに付いても流れにくいことがあります。

これが地味に見づらいのです。

むしろ、もっとしっかり降ってくれた方が水滴が流れて見やすい、ということもあります。雨の降り始めや霧雨のような細かい雨は、アイウェアに水滴が残りやすく、視界が悪くなりがちです。

こういうとき、アイウェアにワイパーがほしいと思うことがあります。

しかし、レインホッパーを施工していたアイウェアには、水滴がほとんど残りませんでした。

まったくと言うと少し言いすぎかもしれませんが、少なくとも視界を邪魔するような水滴の残り方ではありません。細かい雨でもレンズに水が張り付かず、風を受けるとそのまま飛んでいくような感覚です。

その後、雨が強くなってきても、レンズに雨粒が残りにくく、視界はかなり良好でした。

正直、雨が降っていることを忘れる、とまでは言いません。体は濡れますし、路面も濡れています。

しかし、レンズ越しの視界だけでいえば、「雨なのにこんなに見えるのか」と思うぐらい快適でした。

一度の雨でも、その性能はしっかり体感できました。

雨が降る可能性があるライドでは、かなりおすすめできます。ワタクシ自身も、雨の可能性がある日は今後も使用すると思います。

そのぐらい、かなり良かったです。

▶まとめ
ということで、SOFT99 レインホッパーを雨の日だけではなく、真夏の汗がぼたぼた垂れるような状況でも使用してきました。

結論としては、かなり良いです。

特に雨での使用感は、びっくりするぐらい快適です。雨粒がレンズに残りにくく、視界がかなりクリアに保たれます。正直、なんでもっと早く使っていなかったのかと思うぐらいです。

また、夏場の汗対策としてもかなり有効です。汗がレンズに付いたときも水分が残りにくく、視界の悪化をかなり抑えてくれます。雨の日だけではなく、暑い時期のライドでも効果を感じられるのは大きなメリットです。

一方で、弱点がないわけではありません。

レインホッパーは施工後のレンズに触れると、コーティングが落ちやすいという注意点があります。触ったら終わり、というと少し大げさかもしれませんが、基本的には施工後のレンズ面は触らない方が良いです。

もう少し、ちょっと触ったぐらいでは落ちないぐらいの耐久性があると最高なのですが、ここは今後の製品改良に期待したいところです。

とはいえ、触らずに使っている分には、コーティング自体は意外と長持ちしています。汗が少しかかる程度の水分であれば、すぐに効果がなくなるという感じではありません。

現在では、雨の日はもちろん、汗が垂れるような暑い日のライドでも、レインホッパーは欠かせない存在になっています。

弱点はあります。

しかし、それを差し引いても、雨の日の視界確保という意味ではかなり強力なアイテムです。雨でもライドをする方、真夏の汗でアイウェアの視界が悪くなる方には、かなりおすすめできる製品だと感じています。

そんなお話でした。



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