最近のWINSPACEの勢いは止まりません。
T1600を発表の後、今回のHYPER5、そしてSLCも。。。

ではHYPER5はHYPER3から何が変わったのか?
早速ではありますが、試乗用ホイールとして50mmでありながらもカタログ値 1263gと超軽量のHYPER 5のD50が到着致しました。実際にホイールを見ながらのお話にしてみようと思います。
ということで今回は【新製品】LUN HYPER5 の進化は如何に!?試乗用ホイールの入荷、そしてインプレッション!そんなお話です。

※ちなみにSLCでもHYPERでも4がないのは4という数値があまり良い印象がないから、という話だそうです。

✓ラインナップとリムハイト
HYPER 3
・D33:F35mm、R35mm
・D45:F46mm、R54mm
・D67:F60mm、R68mm

HYPER Light
・D45:F46mm、R55mm

HYEPR 5 
・D40:前後40mm
・D50:前後50mm
・D60:前後60mm
HYPER3 もHYPER5 も同じく3種類のラインナップですが、従来前後異なるリムハイトだったHYPER3 やHYPER LightからHYPER5 への進化で、前後のリムハイトは同じになりました。よりわかりやすいラインナップです。

また一番リムハイトの高いモデルでも60mmと、つい先日に決まった新UCIルール(リムハイト65mmまで)を意識したリムハイトとなっていると思われます。

✓重量
HYPER3
・D33:1276g
・D45:1367g
・D67:1483g

HYPER5
・D40:1,195g(‐81g(22g))
・D50:1,263g(‐104g(45g))
・D60:1,350g(-113g(54g))
(※HYPER3との差とリム重量差)
ハブ重量がHYPER3の357gからHYPER5で298gと59gの軽量化されています。
このハブを実際に見たのですが、ハブの形状的にはHYPER3とそこまで大きな差がないように見えますが、フランジ部が変わりリアの駆動側、フロントは左側が引っ掛けから貫通タイプになっています。細かいところですが、剛性アップを狙っていると思われます。これにより軽量化も果たせたのかもしれません。
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リムハイトでは差がありますが、HYPER3のD33の35mmハイトからHYPER5では40mmハイトになりましたがそれでも-22gとなっています。
D50やD60はリム高も変わっていますが、それでも軽量化をしていると思われます。

✓実測重量
では実際にはどうか、実測重量を見てみます。
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フロント:605g
リア:689g
合計:1294g(※チューブレス用リムテープを含む)
(カタログ値:1263g)

※HYPER3 D45:1367g
※HYPER Light D45:1254g
すべてチューブレステープ込みの重量です。

HYPER3のD45よりも軽量化を遂げておりますが、Lightよりも重量があります。
やはりHYPER Lightは別格です。


✓リム
HYPER3では前後で異なるリムハイト、前後で空力的に最適化されたF-Rapidデザインです。(D45及びD67)HYPER5は前後同リムハイトで同形状と思われます。個人的にはここはF-Rapidデザインを継承してほしかったところです。

リム幅は以下のとおりです。
HYPER3:内幅 23mm 外幅 D33、D45=28.4mm、D67=28.3mm
HYEPR5:内幅 23mm 外幅30.5mm
今風なプロファイルで、内幅23mmだと新ETRTO規格の28c使用で30mmとちょっとになり、だいたいリムと同じ幅に揃います。
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カタログ通りです。(※手計測なので誤差の範囲かと思われます。)

タイヤです。
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AGILEST FAST TLR 28c、4.5BARで29.7mmです。

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GOOD YEAR Eagle F1 Supersport R TLR 28cでは30.6mmです。

やはり23mm内幅に新ETRTOの28cタイヤを使用すると、タイヤ幅は30mm前後となります。
リム外幅は30mm少し上回るぐらいだと、おおよそリムとタイヤが揃いますので(リムのほうが若干広め)空力的に良いと思われます。


✓リム
リムにはT700カーボンにM40カーボン戦略的に積層することで、、、剛性が上がったらしいですが、カーボンの違いはよくわかりません。
ともあれM40のカーボン(良いカーボン素材)であってもスペック上のためちょちょっと使って、M40使用しました!ではなく、しっかりと使用しているというところもWINSPACEの技術力の高さだと思います。

✓ニップルはインターナル式へ
ニップルのインターナル化は空力的には有利になるという話と、あまり変わらないという話双方が混在しています。某社の話では20%という数値が出ておりますが、20%がアバウトすぎてしまい詳細はなぞですが、マージナルゲインです。エアロ形状のスポークであればスポークの空力差はほぼないと言われていることもあります。
それでもHYPER3 との比較で48km/hで-2W、65km/hで-5wという数値は出ておりますが、個人的にはリムの外幅の影響のほうが高いように思えないこともありません。
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ともあれ現行VONOA製のスポークの場合、基本的にニップルはインターナルでもエクスターナルでも整備性が変わることはありません。振れ取りやテンション調整はハブ側から保持をし、リム外部からニップルにアクセスし調整します。こういったことを考えると、空力的によくなる可能性があると考えると、しまっちゃえるのであればしまっちゃって良い、という印象です。
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専用工具が付属してきます。

✓スポーク
スポークはVONOA製で、HYPER3のスーパーワイドエアロスポークに近いように見えます。前述のようにニップルが内蔵式になっているのでニップル部の構造が変わっているようには見えましたが、スポーク自体はHYPER3からの変化は触った感じでは、よくわかりません。
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かなり薄いスポークです。

スポーク組に関してはHYPER3のフロントは両側タンジェントで2クロス、リアは右側3クロスのタンジェント+ラジアルでした。HYPER3の独特の良さはこの影響もあるのかもしれません。
HYPER5はHYPER Lightからの前後21本、組み方はHYPER Lightと同じ3クロス+ラジアルとなっているようです。

スポークテンションはHYPER3よりも結構低めです。この差が乗り心地にどう影響を出すのか、楽しみです。しかしそれでもHYPER、ぬるいホイールであることはありません。


▶インプレッション!
HYPER Lightと全く同じタイヤ(フロントEagle F1 SSR + リアAGILEST FAST)摩耗の程度もほぼ同じものを履かせ、条件を揃え取っ替え引っ替え交換を繰り返しなんだかんだで1000㎞以上は使用してきました。
ではまずHYPER LightとHYPER5がどう違うのか、ということですがこれがまた正直なところかなり難しいです。というのもどちらもLUNでありHYPERであり剛性、空力、パワー伝達効率等やはりかなり高いレベルにあり、基本的にHYPER LightとHYPER5は性質として非常に似ています。HYPER5のスポークテンションは、テンションメーターで計測する限りは前述のようにそこまで高くなく、柔らかいのかもしれないと想像していたのですが、全くそんな事はありませんでした。スポークの形状的な影響だと思われます。
しかしです。乗り込む中でHYPER LightとHYPER5、決して大きな差ではありませんが確実な違いが見てきました。その差を中心としたインプレッションです。

✓重量的な差
まず違いを感じやすい実測の重量差です。
LightHYPER 5
フロント569g605g
リア685g689g
合計1254g1294g
フロントはHYPERのほうが5mmリムハイトが高い分36g重く、リアは5mmリムハイトが低いですが4gの差です。やはりLightはその名のごとく重量面では強いです。

これらを踏まえての話ですが、はっきり言ってリアで30g以上差がある場合は、違いがわかることもあります(特にリム重量の差)。しかしフロントで36gの差はというと、重量的な有意差はよくわかりませんでした。Lightのほうが重量的には軽いですが、上りでの優位性を体感することはできませんでした。HYPER5も十分に軽く硬いです。

✓LightとHYPER5の決定的な違いとは!?
ではLightとHYPER5は同じような特性を持ってはいますが違いないのか?といえばそんな事はなく、決定的な違いがあります。
それは奥の方の剛性感というか、高いパワーをかけたときの反応です。

基本的にLightのほうが剛性が高いです。ワタクシが出せる範囲のパワーでしかわかりませんが、全力でもがいても全くロスなく前に進むイメージです。特にLightのリアの駆動剛性(伝達力)が非常に良いと感じています。だからといって硬すぎるのかというと、その限りではなくしっかりと踏めます。
一方のHYPER5はというと、400Wぐらいから上で良く言えば若干動きが出てくるように感じ、ため感、しなりが出てくる感覚があります。Lightとは若干パワーのかける位置というか、タイミングが変わるようなイメージです。

✓乗り心地の差
リムの内幅で21mmと23mmはだいぶ感覚に違いは出ますが、HYPER5とLightの差は0.4mmと微妙な差です。ですのでLightとHYPER5に乗り心地の差は殆どなく、このぐらいの差であれば、空気圧の管理をしっかりとしたほうが全然違いがわかると思うぐらいのレベルです。
強いて言うならば、若干HYPER5のほうが空気圧高めの方が相性が良いような気がしています。Lightは空気圧を低くしても、高くしてもどちらでもOKなイメージです。
空気圧を上げるとスポークテンションに変化が起きますので(特にチューブレス)、その差もあるのかもしれません。

✓横風耐性
あともう一つ感じた差は横風耐性です。
外幅の影響かHYPER5はHYPER3に比べて横風に対して強くはなっているように感じますが、それでもLightと比べると若干横風の影響、ステアリングモーメントが大きい(ハンドルを取られやすい)ように感じました。
Lightではほぼ気にならない、また気になるが危険なほどの影響はないような状況でも、HYPER5の場合はヒヤッとするような場面が何度かありました。特にスプリントをかけるようなとき、かけているときの横風でより影響を感じました。
これはHYPER 5のD50のフロントのリムハイトが4mm高い影響、またスポークの横幅が広い影響もあるのかもしれませんが、どれが決め手になっているのかは不明です。
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✓LightとHYPER5の選択
ではどのように選択し使い分けるのかというと、少しでも速く走りたいのであれば、1cm1mm前に出たい場合、もしくはパワーがある方、体重がある方はLightをおすすめ致します。まったく同じようにスプリントしたら多分勝つのはLightが前に出れると思います。これこそが性能差であり、価格差だと思います。メーカーの設定は非常に良いところを付いていると思いました。LightとHYPER5の間には大きな差はないが決して超えられない一段階、壁のようなものはある、ということです。
だからといってHYPER5 が悪いということではなく、個人的には非常に良いと感じています。
というのも某セグメントで2024年の最速記録を更新できたのは、HYPER5を使用しているときのことだったからです。
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走行回数251回目でした(笑)
どちらにしてもしっかりとした剛性感をもちつつも、脚が負けてしまうようなガチガチで不快な硬さがあるわけではありません。
剛性に関してはHYPERに限ったことではありませんが高剛性ホイールでホイールが硬いと感じたり、なんかタイミングが取りづらい、進みづらいと感じたときは、乗り方やペダリングについて再度考えてみると、ペダリングスキルのステップアップにつながるかもしれません。
剛性の高いホイールならではの瞬発力やロスのない伝達性能、自由に扱えるようになることは悪いことではないと思います。

ともあれHYPER5もHYPER Lightもどちらも速いホイールで、どちらのホイールを選んだとしても後悔することはないとも思いますし。双方とても良いホイールです。
そして性能だけではなく、万が一何かあったとしても日本代理店の存在がとても心強いのもおすすめポイントです。


▶まとめ
ともあれホイールの3大要素、剛性、重量、価格と言われておりましたが最近では空力も加えることになると思います。風洞実験も行われているということで、全てにおいて抜け目はありません。
そして肝心要の価格ですが、268,000円とHYPER3と同価格に抑えられます。ホイール全体として大幅な改良は加わっているのに同価格であるということは、企業努力が見えるとことです。

ワタクシ自身HYPER Lightを使用しており、高速域の巡航から瞬発力までものすごく良いのです。ではHYPER5は実際にどうなのか、というとさすが抜け目のないHYPERであり、HYPERの名に恥じるようなことは一切なく妥協しない性能、そんなイメージです。

ということで今回は【新製品】LUN HYPER5 の進化は如何に!?試乗用ホイールの入荷、そしてインプレッション!そんなお話でした。

今回ご紹介をさせていただきましたHYPER Light、HYPER3の双方ご試乗も可能でございます。
お気軽にお問い合わせください。

🔹お知らせ🔹 9月23日(火)祝日🗓️
千葉県立幕張海浜公園にて、WINSPACEの性能を体感して頂くべく大試乗会を開催予定となっております
詳細は決まり次第、お知らせ致します。よろしくお願い致します🙇‍♂️
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
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作業は18:00以降も行います。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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※ご連絡をいただく際には
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・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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