Road.ccの動画です。
ディスクブレーキのブレーキパッドを変える価値はあるのか?ディスクブレーキパッドを徹底的にテストしました。という動画です。
意外と盲点になりがちなディスクブレーキのブレーキパッドです。SHIMANO純正品だけではなく、サードパーティ製のブレーキパッドも多く存在します。もちろん中にはものすごく安いものや、高価なものまで様々です。
では実際にこれらのサードパーティ製のブレーキパッドに交換する価値があるのか?というのが今回のお話です。

※詳細を見たい方はページ下部に動画がございますので、ご参照ください。

では早速。
例のごとくシンプルにご説明致します。
✓ブレーキパッド5種
今回比べるのはSHIMANOを含めて5種類のブレーキパッドです。
①SHIMANO L05A £24(約4770円)
安価なパッド(高価なパッドの約半額)
②AZTEC £12.99(約2,580円) 
③UBER BIKE £10.99(約2,180円)

高価なパッド
④Swiss stop £27(約5,360円)
⑤SINTER  £26.99(約
5,360円
※EFEducation等ワールドツアーチームが使用

※UBER BIKEのブレーキパッドの関して、
UBERのバックプレートは約1mm、その他は少なくとも1.5mm
制動面は3mmだが、摩耗時にオイル容量の問題で不安がある
通常は制動面は2.5mmmバックプレートは1.5mmの4mmm

※パッドの放熱性よりも、ディスクローターのほうが熱放散に大きな役割を果たしている

ブレーキはパッド素材とパッド素材の第3層で行われる。パッドの素材をディスクに、ディスクローターの素材をパッドに転写する必要がある。この第3層がブレーキのすべての役割を担っている。第三層に油(汚れ)が付着することで異音を発生させたり、水が付着することでこれらが洗い流されてしまうことでブレーキの効きが悪くなる。 そうなった場合はブレーキを再度なじませる必要がある。

✓エンデューロブレーキテスト
・30km/から15km/hまで減速を20回
ブレーキレバーを28Nの力でかけ、モーターはブレーキの20%の力をかける
減速時間と摩擦係数を計測

・30km/から0km/hまで原則を20回
ブレーキレバーを28Nの力でかけ、モーターはブレーキの20%の力をかける
減速時間と摩擦係数を計測
各テスト中、システムの圧力、ディスクローターの温度、ブレーキトルク、減速時間を測定

※緊急時にどれだけ速く停止できるのか?のテスト

✓摩耗テスト
・30km/から0km/hまで300回
モーターはブレーキの10%の力をかける
ブレーキトルクは130N目標
50サイクルごとにウエット、ドライ交互に行う

各試験中、パッドの摩耗を測定
また騒音レベルも測定(デシベルメーターは使用できない)


✓フェードテスト
・25km/から5km/hまで5分間のブレーキを3回、合計90回のブレーキ
モーターはブレーキの7.3%の力をかける

ブレーキパッドの性能が繰り返し使用することでどれだけ低下するのか?のテスト
(下りの再現のテスト)


✓結果
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SINTER(高級パッド)がもっとも強い制動力を発揮しています。

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30-0km/hまでの減速テストでは、ShimanoよりもSINTERのほうがタイムが短いです。
30-15km/hでも同様の結果となっています。

最高温度
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SHIMANOはフィン付きですが、最も温度が高くなっている。
Swiss stop、Aztec、SINTERが良いパフォーマンスをだしている

摩耗テスト(摩擦材の体積と重量で判断)
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先程のブレーキテストと耐摩耗性には負の相関関係がある。
素材が柔らかいほど摩耗が早くなる。

SHIMANOはどちらも中間的な性質で、SINTERパッドは摩耗が早い、Swiss stopは摩耗が早い。
UBER BIKEとAZTECは寿命が長い、ということで安価なブレーキパッドの摩耗は早くはないということです。しかし安価なブレーキパッドは濡れた路面での騒音が非常に大きかった。

騒音を大きい順に並べてみます。
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左が鳴きが大きい、右のSwiss stopの騒音が最も小さい。

350℃を超える超高温を再現し、摩擦係数が急激に低下するかどうかのテスト
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※数値が高いほどよい。
SINTERパッドはもっとも低下が少なかった。
SHIMANOは最初は順調だったが、温度が高くなると大幅に低下した。
Swiss stopは低下が少ない。

セミメタルは放熱性に優れているが、酸化プロセスにより劣化が早くなる可能性がある、ということです。

✓結論
ブレーキパッドにお金をかけるべきかどうか、それはケースバイケースです。ただしここで紹介したような評判の良いブランドを選択するのが良いです。
なぜならば、ブレーキ面がバックプレートから剥がれるという恐ろしい話はたくさんあるからです。
結論的にはパフォーマンスを向上させるために、ブレーキパッドの交換もかなりの性能向上が期待できる、ということでした。



▶まとめ
という動画でしたが、まずはSHIMANOのブレーキパッドに関してです。唯一のフィン付きで冷却効果に優れそうではありますが意外と温度は上がりやすく、その他の性能でも際立ってめちゃくちゃ優秀なわけではありませんが、ほぼ全てにおいて真ん中の性能を持っているということです。堅実なSHIMANOっぽい仕上がりです。

そしてEF等のプロリームでも使用されているプレミアムなブレーキパッドSINTERですが、これは摩耗早いがブレーキのパフォーマンスは高いということです。

これら各メーカー毎に価格差があると同時に、性能の差もあるということがわかりました。
ワタクシ自身、SHIMANOのパッドを数組使ったあと、Vesrahのブレーキパッドに変更してその高いコントロール性と性能動力を体感しておりますので、ブレーキパッドの交換は効果があるということは経験していることです。
動画のまとめでもあるように、ブレーキパッドを他社製品に交換するカスタムは、間違いなくパフォーマンスの向上につながることがある、ということです。

ただし安すぎるブレーキパッドはというと、摩擦材(制動面)が剥がれたりする場合もあるので絶対にお薦めはできません。というのも動画内のお話しです。
またブレーキパッドをバーナーで焼くのもブレーキパッドメーカーの話では絶対にやめたほうが良いということでした。あと紫色のアレもメーカー的には疑問で、、、という(´=ω=。)ホボソッ...

ともあれブレーキパッドを高価なパッドに変えると、ということですが基本的に性能を上げることができる。パフォーマンスアップとして効果があるという結論でした。
ということで今回は、ディスクブレーキのブレーキパッドを変える価値はあるのか?という動画ですが、価値はあるという結論。そんなお話でした。

Vesrahのブレーキパッド、ワタクシ自身も使用しておりますがかなり良いです。

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