※油圧ディスクブレーキはメンテナンスフリーではありません。
今回は家でもできる、洗車環境がなくともできる基本的な油圧ブレーキのメンテナンス、油圧ディスクブレーキのお掃除をご紹介をさせていただきます。
ディスクブレーキの掃除に関しては、SHIMANOのユーザーマニュアルにも記載があります。
石鹸水ということすので、洗車をしたついでにじゃぶじゃぶと洗ってしまうのがよいのですが、洗車環境がなかったり、そもそも洗車するほどでもなかったり、その他の部分を濡らしたくない場合もあると思います。
ということも踏まえて、今回はジャブジャと水をかけることのない方法での清掃方法をちょこちょことディスクブレーキの寄り道を織り交ぜながら、ご紹介させていただこうと思います。ということで今回は油圧ディスクブレーキのメンテナンス 洗車出来なくても、水なしできれいにする方法です。
では早速こちらです。

いい感じにブレーキダストがたまりだしています。

リアのほうが若干きれいですが、リアも同様に掃除します。
特にリアは汗等の影響もあってかなりひどいことにもなってしまう可能性がありますので、定期的なメンテナンスをおすすめいたします。

※こちらかなりひどくなってしまった、リアのブレーキキャリパーです。
今回きれいにする汚れはディスクブレーキから出るいわゆるブレーキダストです。ロードバイクのブレーキダストに関しては、チェーンオイルの汚れやグリスのようなしつこい油汚れではなく、どちらかというとホコリ系の汚れのようなものです。ですので初期の段階であれば強力なパーツクリーナーではなくとも意外とすんなり落とすことが出来ますので、SHIMANOも”乾拭きもしくは石鹸水”という記載をしてあるのだと思われます。
しかしです。
ブラックマット系のフレームは特に要注意ですが、このブレーキダストもあまりにも長い期間ためすぎるととても落とすのが大変になります。またブレーキダストの下がひどいことになっている可能性もあります。やはりブレーキだけではありませんが、汚れはため過ぎな方が良いのはどこでも同じということです。
作業に戻ります。

ブレーキパッドを外します。
ブレーキパッドを外す理由は、清掃目的だけではなく残量の確認です。
ブレーキパッドはリムブレーキのシューとは違い意外と見づらい位置にありますし、汚れがひどくなってきたりすることで摩耗が分かりづらくなる場合もあります。
ブレーキパッドを外した際は残量もしっかりと確認しておくのが良いです。ブレーキパッドの残量確認は様々な方向からします。というのも片べりや偏摩耗が起きている可能性もあります。そのためにもひと手間ですが、ブレーキパッドは外して確認をすることをおすすめいたします。

今回外したパッドですが、最近ゴリゴリにブレーキ使っていますので、ある程度は減ってきていますがまだ交換時期ではなさそうです。
ですので今回は洗っておきます。

特殊な洗剤とを使わずとも水洗いだけでもかなりきれいになります。
石鹸水でもOKです。
多めに水をかけながら摩材部を優しく擦り合わせて上げるとかなり綺麗にできます。
ホイールを外した際はディスクローターの残量も確認しておくのが良いです。

実際にブレーキパッドが当たる面を中心方向から外側に指(爪)でなぞります。(※油がつかないようにきれいな手で触ります)パッドが全く当たらない部分からパッドが当たる部分をなぞった際に、パッドが当たる部分に凹みを感じた場合、摩耗が始まっています。この2つの場所の差を指先で確認します。ユーザー様ができる確認としてはこのあたりまでだと思います。指でなぞって摩耗が確認できた場合、また不安がある場合、お店へ持っていって確認をしてもらうことをおすすめいたします。
ブレーキキャリパーの掃除です。
今回は水を使わないということで泡タイプの優しい洗浄剤、フォーミングマルチクリーナーを使いました。

まんべんなく吹きかけたら拭き上げます。拭き上げは画像のペーパーウエスではなく、マイクロファイバークロスがベストです。隙間にもマイクロファイバークロスねじ込み徹底的に拭き上げます。
拭けるところまでしっかり拭いたら最後はエアで飛ばしてあげるのが良いです。エアダスターなどもあると便利ですが、ない場合はフロアポンプでもOKです。
掃除はブレーキキャリパー本体だけではありません。

前述のようにフレームの内側、ブレーキダストが溜まりがちな部分も一緒にきれいにしてあげるとよいです。この場所はブレーキダスト溜まりNo1スポットです。どうしてもここはブレーキダストが溜まりがちな場所ですが、ホイールが付いていると手が届きにくいのでこういったメンテナンスの機会にきれいにしてあげておくと良いと思います。

フロントも同様にブレーキの裏側、汚れがどうしても溜まりがちです。
こちらもキャリパーと同時にきれいにしておくと良いと思います。
汚れは溜め込まないということです。

きれいになりました。
せっかくなのでビフォーをもう一度。

輝きが違います。
と、ここです。

DURA-ACEロゴの右側、ブリードボスという部分で、ブレーキオイルの出し入れをするための部分です。ここをカバーするためにブリードボスキャップというものがありますが、これがまた行方不明になりやすいパーツなのです。ですがブリードボスによごれがたまりすぎるのは良くないのでこちらはもしも紛失していたら新しものをくっつけておいてあげたほうが良いです。

by SimpleImageLink
ホイールを取り付ける前に一度ピストンを戻しておくのが良いです。

by SimpleImageLink
この工具は車の内装を剥がすときに使う樹脂製の工具なのですが、ブレーキパッドが付いているときはこの、工具が非常にピストンを開きやすいです。
これを突っ込むだけで簡単にピストンを戻せます。
ホイールを取り付け、レバーを何度か握ります。


ピストンを戻したあとは、レバーを握っても最初の数回はスカスカするかもしれませんが、その後しっかりとあたりが出ることを確認すればOKです。
油圧ディスクブレーキはものすごく便利なシステムです。
パッドが減ってきても自動でクリアランスを狭めてくれますので、リムブレーキや機械式ディスクブレーキのようにアジャスターで調整する必要はありません。しかしその便利さ故、ついついメンテナンスや摩耗の確認等を忘れてしまいがちです。特に山などいかれる方は、ディスクローターもパッドも想定以上に減る場合もありますので、くれぐれもご注意いただければと思います。
ということで今回は油圧ディスクブレーキのメンテナンス 洗車出来なくても、水なしできれいにする方法ご紹介でした。
徹底的にオイルやピストンまでの清掃をご希望の場合は、お店におまかせするのが良いと思います。弊店でももちろん承っております。油圧ディスクブレーキの各所点検も含め、お気軽にご相談ください。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
今回は家でもできる、洗車環境がなくともできる基本的な油圧ブレーキのメンテナンス、油圧ディスクブレーキのお掃除をご紹介をさせていただきます。
ディスクブレーキの掃除に関しては、SHIMANOのユーザーマニュアルにも記載があります。
ブレーキシステムの洗浄またはメンテナンスには、 石けん水を使用するか空拭きをおこなってください。市販のブレーキクリーナー、または鳴き止め剤などは使用しないでください。シールなどを損傷するおそれがあります。si.shimano.com ユーザーマニュアル、油圧ディスクブレーキより抜粋
石鹸水ということすので、洗車をしたついでにじゃぶじゃぶと洗ってしまうのがよいのですが、洗車環境がなかったり、そもそも洗車するほどでもなかったり、その他の部分を濡らしたくない場合もあると思います。
ということも踏まえて、今回はジャブジャと水をかけることのない方法での清掃方法をちょこちょことディスクブレーキの寄り道を織り交ぜながら、ご紹介させていただこうと思います。ということで今回は油圧ディスクブレーキのメンテナンス 洗車出来なくても、水なしできれいにする方法です。
では早速こちらです。

いい感じにブレーキダストがたまりだしています。

リアのほうが若干きれいですが、リアも同様に掃除します。
特にリアは汗等の影響もあってかなりひどいことにもなってしまう可能性がありますので、定期的なメンテナンスをおすすめいたします。

※こちらかなりひどくなってしまった、リアのブレーキキャリパーです。
今回きれいにする汚れはディスクブレーキから出るいわゆるブレーキダストです。ロードバイクのブレーキダストに関しては、チェーンオイルの汚れやグリスのようなしつこい油汚れではなく、どちらかというとホコリ系の汚れのようなものです。ですので初期の段階であれば強力なパーツクリーナーではなくとも意外とすんなり落とすことが出来ますので、SHIMANOも”乾拭きもしくは石鹸水”という記載をしてあるのだと思われます。
しかしです。
ブラックマット系のフレームは特に要注意ですが、このブレーキダストもあまりにも長い期間ためすぎるととても落とすのが大変になります。またブレーキダストの下がひどいことになっている可能性もあります。やはりブレーキだけではありませんが、汚れはため過ぎな方が良いのはどこでも同じということです。
作業に戻ります。

ブレーキパッドを外します。
ブレーキパッドを外す理由は、清掃目的だけではなく残量の確認です。
ブレーキパッドはリムブレーキのシューとは違い意外と見づらい位置にありますし、汚れがひどくなってきたりすることで摩耗が分かりづらくなる場合もあります。
ブレーキパッドを外した際は残量もしっかりと確認しておくのが良いです。ブレーキパッドの残量確認は様々な方向からします。というのも片べりや偏摩耗が起きている可能性もあります。そのためにもひと手間ですが、ブレーキパッドは外して確認をすることをおすすめいたします。

今回外したパッドですが、最近ゴリゴリにブレーキ使っていますので、ある程度は減ってきていますがまだ交換時期ではなさそうです。
ですので今回は洗っておきます。

特殊な洗剤とを使わずとも水洗いだけでもかなりきれいになります。
石鹸水でもOKです。
多めに水をかけながら摩材部を優しく擦り合わせて上げるとかなり綺麗にできます。
ホイールを外した際はディスクローターの残量も確認しておくのが良いです。

実際にブレーキパッドが当たる面を中心方向から外側に指(爪)でなぞります。(※油がつかないようにきれいな手で触ります)パッドが全く当たらない部分からパッドが当たる部分をなぞった際に、パッドが当たる部分に凹みを感じた場合、摩耗が始まっています。この2つの場所の差を指先で確認します。ユーザー様ができる確認としてはこのあたりまでだと思います。指でなぞって摩耗が確認できた場合、また不安がある場合、お店へ持っていって確認をしてもらうことをおすすめいたします。
ブレーキキャリパーの掃除です。
今回は水を使わないということで泡タイプの優しい洗浄剤、フォーミングマルチクリーナーを使いました。

まんべんなく吹きかけたら拭き上げます。拭き上げは画像のペーパーウエスではなく、マイクロファイバークロスがベストです。隙間にもマイクロファイバークロスねじ込み徹底的に拭き上げます。
拭けるところまでしっかり拭いたら最後はエアで飛ばしてあげるのが良いです。エアダスターなどもあると便利ですが、ない場合はフロアポンプでもOKです。
掃除はブレーキキャリパー本体だけではありません。

前述のようにフレームの内側、ブレーキダストが溜まりがちな部分も一緒にきれいにしてあげるとよいです。この場所はブレーキダスト溜まりNo1スポットです。どうしてもここはブレーキダストが溜まりがちな場所ですが、ホイールが付いていると手が届きにくいのでこういったメンテナンスの機会にきれいにしてあげておくと良いと思います。

フロントも同様にブレーキの裏側、汚れがどうしても溜まりがちです。
こちらもキャリパーと同時にきれいにしておくと良いと思います。
汚れは溜め込まないということです。

きれいになりました。
せっかくなのでビフォーをもう一度。

輝きが違います。
と、ここです。

DURA-ACEロゴの右側、ブリードボスという部分で、ブレーキオイルの出し入れをするための部分です。ここをカバーするためにブリードボスキャップというものがありますが、これがまた行方不明になりやすいパーツなのです。ですがブリードボスによごれがたまりすぎるのは良くないのでこちらはもしも紛失していたら新しものをくっつけておいてあげたほうが良いです。

by SimpleImageLink
ホイールを取り付ける前に一度ピストンを戻しておくのが良いです。

by SimpleImageLink
この工具は車の内装を剥がすときに使う樹脂製の工具なのですが、ブレーキパッドが付いているときはこの、工具が非常にピストンを開きやすいです。
これを突っ込むだけで簡単にピストンを戻せます。
ホイールを取り付け、レバーを何度か握ります。


ピストンを戻したあとは、レバーを握っても最初の数回はスカスカするかもしれませんが、その後しっかりとあたりが出ることを確認すればOKです。
油圧ディスクブレーキはものすごく便利なシステムです。
パッドが減ってきても自動でクリアランスを狭めてくれますので、リムブレーキや機械式ディスクブレーキのようにアジャスターで調整する必要はありません。しかしその便利さ故、ついついメンテナンスや摩耗の確認等を忘れてしまいがちです。特に山などいかれる方は、ディスクローターもパッドも想定以上に減る場合もありますので、くれぐれもご注意いただければと思います。
ということで今回は油圧ディスクブレーキのメンテナンス 洗車出来なくても、水なしできれいにする方法ご紹介でした。
徹底的にオイルやピストンまでの清掃をご希望の場合は、お店におまかせするのが良いと思います。弊店でももちろん承っております。油圧ディスクブレーキの各所点検も含め、お気軽にご相談ください。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
コメント