昨今、バーテープの値上がりがとどまる気配を見せません。
かつて “価格の優等生” として多くのライダーに愛された OGK BT06/BT04 でさえ 3,000円を超え、いまや以前の面影がないほどの値上がりを見せています。

さらに、高級バーテープの代表格である Lizard Skins(リザードスキンズ) も例外ではなく、
旧モデルは 6,000円前後、新モデルに至っては 7,500円前後 と、高級路線まっしぐらです。

バーテープは消耗品でありながら、実際には 常に手で触れ続ける“感覚の要” でもあります。
寿命を超えたりベロンベロンのまま乗る——そんな状態はできれば避けたいものです。
それゆえ、常に“コスパのよい、握り心地の良いバーテープ”を探し続けることになるわけです。

そんな中で今回試したのが、
Chusport(チュースポーツ) のバーテープ です。

代理店の展示会で実際に触れた瞬間、
「これは試してみねばならない」
と感じ、早速自分のバイクにも巻いて使用を始めました。
雨の日も晴れの日も走り、早 1.5 ヵ月。
その結果、このバーテープの特徴や実力がかなり見えてまいりました。

ワタクシが試しているのはこのモデル。
PXL_20251008_061431590
シンプルな黒に見えますが、、、

PXL_20251008_061703578
光の当たり方によってレインボー風に見えるグロスブラックです。

いやこれがすごくて、
“安いのに、ハイグリップで、しかも長持ちする!?”

ということで今回は、
【レビュー】Chusportバーテープを徹底検証!ロードバイク用ハイグリップ×高耐久バーテープの実力とは?
そんなお話です。


▶Chusport バーテープの特徴
Chusport(チュースポーツ)のバーテープは、ただの低価格帯製品ではありません。
素材・構造・実用性の三本柱が非常にバランスよく設計されており、
“手頃なのに性能が高い”という印象を強く受けるモデルです。

ここでは、メーカー公式情報と実際の使用感から、主な特徴を整理してまいります。

◎ 1. R-TPU(Reaction TPU)素材によるハイグリップ性能
Chusportの最大の特徴は、超粘着性のあるR-TPU素材。
握った瞬間に「キュッ」と止まる強いグリップ感があります。
そのグリップ感はハイグリップ系の高級バーテープと遜色がありません。

一般的なPU系バーテープよりも摩擦係数が高く、
いわゆる”ウエット系のハイグリップ”という絶妙な質感が魅力です。

◎ 2. 防水・耐UVでタフに使える仕様
公式ページでも強調されていますが、ChusportのR-TPUは
防水・耐UV性能が非常に高い素材です。
・汗や雨に強い(これが弱若干の滑る感を生み出していると思われます。)
・表面のテカり・劣化が遅い
・色の退色や表面硬化がしにくい
実際に使用てみても劣化しにくい点は、コスト以上の価値を感じられる部分です。

◎ 3 適度な厚み、衝撃吸収性が高い
R-TPUは伸縮性があり、微振動を吸収する特性を持っています。
・長距離で手の疲労が出にくい
・低〜中速での段差でも“不快な衝撃”が減る
・巻き方を変えることでクッション性を調整しやすい

高級バーテープにも引けを取らない快適性があり、適度な厚みがありつつも
“ぐにゃっと寄れない”しっかりした手触りが特徴です。

◎ 4. 価格がとにかく優秀
Chusuports バーテープのラインナップは 2,860〜3,740円(税込)で、
今回使用しているのは2,860円です。
基本的に他メーカーよりも一段階ぐらいは低い価格設定です。
・OGK が3,000円超え
・リザードスキンズの新作は7,000円オーバー
・その中で Chusport は 3,000円以下のラインナップも

=コスパが異常に高い
というのが一言での評価です。

◎ 5. 巻きやすく、仕上がりが綺麗
Chusportのバーテープは裏側に両面テープがありません。
巻き始めには両面テープを別途用意し使用しています。
それでも素材のグリップ感だよりで巻いてあるのは多少不安が残りますが、
今のところ下ハンもってフルもがきでも問題ありません、

伸びも非常によいため昨今の複雑な形状のエアロハンドルもOK!
巻きやすいのも特徴です。

そしてこのバーテープ、ちょっと長めなのです。
PXL_20251008_062936051.PORTRAIT
逆巻で巻いておりますが、上の画像は1本の半分で巻いております。

バーテープは“整備性”も大切です。
この点でも扱いやすい製品です。


▶実際に使ってみた感想
前章では深く実際の使用感には触れませんでしたが、Chusportバーテープは使ってみると良さが際立つモデルだと感じています。

Chusportは強力なグリップ力や適度な厚みを備えています。
このあたりは確かに優秀ですし、多くのハイグリップ系バーテープと共通する特徴でもあります。
そのため、ここまではお値段以外は他製品と大きく変わらないのではないか、と感じる方もいると思います。

しかし、Chusportの真価はここからです。

◎ ハイグリップ系でありながら耐久性が非常に高い点が最大の特徴
一般的なハイグリップ系バーテープには、次のような弱点がよく見られます。
・表面が汚れやすい
・摩耗が早い
・小さな裂けが出やすい
・グリップ感がわかりやすく劣化

これは強力にグリップする構造上、避けて通れない弱点だと言えます。

ところがChusportは、これらの弱点が非常に出にくいのです。

実際に使用して1か月半ほど経過した状態のバーテープを確認してみると
PXL_20251125_042728417.PORTRAIT.ORIGINAL
ブラケットカバーの内側との比較で、直接触れている部分はわずかに艶が落ち着く程度で、
大きな傷みや触感の変化はほとんど見られません。
・グリップ力はほぼ変わらず
・表面の荒れが非常に少ない
・ベタつきやヌメリが出にくいまま保たれている
使用を重ねるほど、この“劣化しにくさ”が明確に分かります。

◎ 表面の削れや裂けが出にくい点も大きな魅力
多くのハイグリップ系は、強いグリップと引き換えに表面が柔らかく、削れやすい傾向があります。
そのため、多くのライダーは「数週間で表面が荒れるもの」という認識を持っています。

しかしChusportは、表面の傷みが驚くほど少なく、触感も変わりにくい状態を保っています。
ハイグリップ系でありながら、ここまで表面が傷まない製品は珍しいと感じています。


▶ 注意点として知っておきたいこと
Chusportバーテープは総合的に非常に優れていますが、いくつか注意しておきたい点もあります。
購入前の参考としてまとめておきます。

◎ 現在は代理店欠品中で入手性が不安定
執筆時点では代理店在庫が欠品しており、入荷がやや不安定な状況です。
人気が高く売れている可能性もありますが、買いたいタイミングで入手できない場合がある点は注意が必要です。
※お店にはある程度の在庫ご用意があります。

◎ 画像のモデルは“真っ黒に見えるレインボーカラー”
掲載している画像のモデルは、光の当たり方によっては真っ黒に見えるレインボーカラーです。
黒単色モデルとは別仕様になりますので、間違って購入しないように気をつけていただきたいです。

◎ 雨で濡れた状態では多少滑りやすくなります
R-TPU素材の特性上、汗や雨に強いとはいえ、びしょ濡れになるような雨天走行ではグリップの低下は避けられません。
他のハイグリップ系に比べてマシではありますが、完全に濡れた状況での走行では滑りを感じる場合があります。

◎ 極薄タイプが好みの方には厚い
Chusportは適度な厚さで快適性を確保しているバーテープですが、
「極薄タイプが絶対にいい」という方にはやや厚く感じる可能性があります。
薄手の感触を重視する方は注意したほうが良いと感じています。


▶ 総評(まとめ)
Chusportバーテープは、価格帯だけを見ると“低価格の選択肢”として扱われがちですが、実際に使ってみるとその評価は大きく変わります。
強力なグリップ力、扱いやすさ、そして何よりも耐久性の高さが印象に残るバーテープです。

特に、ハイグリップ系でありながら劣化が少ない点は大きな魅力だと感じています。
摩耗しやすく、すぐに表面が荒れるタイプが多いジャンルの中で、Chusportは長く安定したグリップを維持しやすいモデルです。
巻きやすさや整備性の良さもあって、交換作業が苦になりにくい点も評価できます。

価格は3000円以下のモデルもあり、コストパフォーマンスの高さは現行バーテープの中でもトップクラスだと感じています。
今や貴重になってきた“3000円以下でしっかり実力を持つバーテープ”であり、
初めての交換から日常的に乗り込むライダーまで幅広くおすすめできる製品だと言えます。

ということで今回は
【レビュー】Chusportバーテープを徹底検証!ロードバイク用ハイグリップ×高耐久バーテープの実力とは?
そんなお話しでした。



+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから