そのマッシブなフォルムから重量増は避けられませんでした。
軽さも強力な武器にしてきたSLC5からの乗り換えとしては、なぜ?本当にそれで速くなるのか、速さから遠ざかっているようにさえ思えます。
フレームとフォークで約500g増、数字だけを見れば、不利なことは明確です。
軽さも強力な武器にしてきたSLC5からの乗り換えとしては、なぜ?本当にそれで速くなるのか、速さから遠ざかっているようにさえ思えます。
そのSLC5は、同社のフラッグシップモデルであり、F1マシンのようなピュアレーシングバイクです。
フレーム実測重量は826g。もちろん塗装込みです。
完成車重量では、サイコン等も含めた実戦仕様で7.2kgを下回ります。
そのポテンシャルは非常に高く、軽量であるだけではありません。
空力性能も高く、前作SLC3との比較では、48km/h時に“13W削減”というデータも示されています。
実際に乗れば、踏み出しから爆発的な加速をし、コーナーリング性能も高く、まさにピュアレーサーと呼べる一台です。
今回はそんなWINSPACEのフラッグシップモデルであるSLC5からM6に乗り換えてみることにしたのには、明確な理由があります。
それはM6は、メーカー史上最高の空力性能を目指して開発された究極のエアロモデルだからです。
さらにM6は空力だけではなく、安定性、そしてコンプライアンスも重視した設計。
いわば、次世代のエアロロードという位置づけです。
正直なところ、簡単な決断ではありませんでした。
SLC5はとんでもなく完成度の高いバイクです。
・そこから乗り換えて、本当に満足できるのか。
・重くなってまで、得られるものがあるのか。
そんな不安を感じつつの乗り換えとなりました。現在は真冬の時期であり、ピークを作るような高強度期ではありません。
それでもそれなりの強度で走り込んでいます。
M6に乗り換え、距離にしておよそ800km以上は走ってまいりました。
その中で何を感じ、何が違い、何が変わったのか。
今回は、軽さは正義か?WINSPACE M6実走で見えた、現代エアロロードの最適解です。

■本題の前に
今は何でも数値にできます。
空力は風洞実験でワット差が出ます。
剛性はN/mmで示されます。
重量はグラム単位で比較されます。
AIに聞けば、10km100mUPで何秒差が出るかも即座に計算できます。
便利な時代です。
しかしその数値は、風洞設備、一定のヨー角、一定の速度、一定の姿勢等、あくまで条件という大前提のもとの一つの結果です。
もちろん、それらを否定するつもりはありませんし、むしろ重要視しております。
ただ、それがそのまま万人で実走に当てはまるかというと、話は別です。
実際の道路には傾斜があり、路面の荒れがあります。
風向きは刻々と変わります。
ブレーキングやコーナー進入があります。
加減速が連続する場面もあります。
そこで実際に人間が感じる「速さ」というものは、単なる重量と空力性能だけでは語れません。
なぜなら「速いと感じる構造」は、単なる数値だけではなく、
・速度の落ちにくさ
・姿勢維持の安定感
・コーナーリングの挙動
・ブレーキング時の安心感
そういった総合的な要素で構成されているからです。
数値は重要ですが、数値だけでは判断しきれません。
実験データを否定したいわけではありません。
けれども、数値だけに寄りかかるのではなく、実際に走って人間が感じた部分も同じくらい大切にしたいのです。
速さは、数値だけでは表しきれない。
そんなところを中心に、今回のインプレッションではお伝えできればと思います。

■ファーストインプレッション
ワタクシは、ファーストインプレッションを非常に大切にしています。
いつもの感覚が染み付いているその瞬間にこそ、良いも悪いも、最も明確な違いに敏感に気がつけるからです。
単純にSLC5と比べても、500g近く重量が増しています。
しかし重量の割に重さを感じないのはWINSPACEのバイクの特徴でもあります。
まずは軽い上りからです。
まぁ普通に重い?? いや、実際には差をほとんど感じませんでした。
体もまだ温まっていない、本当の漕ぎ出しの数秒間ですので。。。
それよりもダンシングで踏んだときに、脚あたりの優しさを感じました。
その瞬間、あっ、これはちょっといいかも、と最初に感じました。
広い通りにでてサイコンの記録をスタート、M6とのファーストコンタクトです。
乗り始めの数百メートルで感じる違和感や直感、それは意外なほど本質を突いていることが多いからです。
そしてもう一つ重要なのは、その第一印象が、乗り込むことでどう変化するのか。
そしてもう一つ重要なのは、その第一印象が、乗り込むことでどう変化するのか。
これもまた、大きな見どころです。
しかし重量の割に重さを感じないのはWINSPACEのバイクの特徴でもあります。
まずは軽い上りからです。
まぁ普通に重い?? いや、実際には差をほとんど感じませんでした。
体もまだ温まっていない、本当の漕ぎ出しの数秒間ですので。。。
それよりもダンシングで踏んだときに、脚あたりの優しさを感じました。
その瞬間、あっ、これはちょっといいかも、と最初に感じました。
広い通りにでてサイコンの記録をスタート、M6とのファーストコンタクトです。
漕ぎ出し。ここは正直、やはり差を感じました。
SLC5のほうが、初速は鋭いです。
ゼロ発進の一踏み目、クリートをはめた瞬間の初速、
SLC5のあのキレは、ピュアレーサーのそれです。
SLC5のあのキレは、ピュアレーサーのそれです。
比べてM6は、ほんのわずかに「重さ」であり「鈍さ」を感じました。
まぁ軽量ピュアレーサーのSLC5と比較するのも、、、そう思ったのも、ほんの一瞬のことでした。
ギアを一段、二段と上げていきます。
その瞬間、その違いを明確に感じました。
一気に速度が乗り、伸びが異常に速いのです。
空力性能が高いバイクの特徴は、ここにあります。
初速こそ差はあっても、そこからの加速と速度維持がすごいです。
そしてただ速いのではありません。
減速しないのです。
正直、これは速いと感じました。
「これはただのエアロロードではない。」
1kmも走らないうちに、そう確信しました。
それがM6とのファーストコンタクトでした。
■巡航性能
さらに驚いたのは、巡航に入ってからです。
一定の速度域に達した瞬間、バイクの性格がはっきりと変わります。
速い、間違いなく速いです。
脚が軽いとかそういう話ではなく、速度が落ちないのです。
通常、35km/h前後で巡航していると、少しペダリングを緩めただけで速度はじわりと落ちます。
しかしM6では、ほんのわずかに力を抜いても、失速が非常に穏やかです。
そして踏み直したときの戻りが速く、速度の“谷”が浅いのです。
これが空力性能の差なのか。
それとも前周りの安定性なのか。
正直、走りながら理屈までは分かりません。
ただ一つ確かなのは、巡航がとにかく楽で、自然と速度域が一段高くなります。
地味に脚を削ってくる踏み直しが少なく済み、無駄な抵抗と戦っていない感覚があります。
その結果として、気づけばいつもより速い速度域にいるのです。
速い状態が楽に保てている、これこそがM6の巡航性能の正体だと感じました。
また横風にも非常に強いです。
このフロントフォークの形状を見ると、横風には強くはなさそうのイメージがありますが、全く不安は出ませんでした。
風に持っていかれるような不安定さがなく、むしろ角度がついた風を受けると前へ引かれるような感覚があります。
風に持っていかれるような不安定さがなく、むしろ角度がついた風を受けると前へ引かれるような感覚があります。
帆走効果という言葉がありますが、それを体感できるフレームはそう多くありません。
横風が怖いのではなく、横風があっても速度が落ちない。むしろ風向きによっては吸い込まれるようにフッと楽になる、この感覚は巡航の楽さにも繋がっていると感じました。
■M6で感じた、空力以外で最も大きな部分
まずSLC5との比較です。
SLC5は高ケイデンスで回すと気持ちよく伸びるバイクです。
逆に90rpmを切り、重たいギアを押し込むようなペダリングをしても、120%ぐらいの感覚で前へ進んでくれます。
逆に90rpmを切り、重たいギアを押し込むようなペダリングをしても、120%ぐらいの感覚で前へ進んでくれます。
ただしその反動は、しっかりと脚に返ってきますので、いわゆる“回して速い”バイクです。
しかしM6は印象が結構、違います。
低ケイデンス帯、例えば85rpm前後でも違和感なく回せます。
足当たりが優しい、と表現すると近いと思います。
足当たりが優しい、と表現すると近いと思います。
一般に“脚当たりが優しい”と言われるバイクの中には、踏んだときの反応が鈍く感じられるものもあります。これは過去にも体感したことがあります。
100で踏めば80しか進まないような感覚で、残りはフレームに吸われているようなイメージです。
この感覚を少なくするために、どこのフレームも特にBB周りの剛性を上げているのだと思います。
100で踏めば80しか進まないような感覚で、残りはフレームに吸われているようなイメージです。
この感覚を少なくするために、どこのフレームも特にBB周りの剛性を上げているのだと思います。
SLC5は瞬間的に120で進みます。
では一方のM6は初速こそSLC5に比べて鈍さを感じますが、2〜3回転回した瞬間にスッと伸び、
110のまま安定して加速していく印象です。
ここが決定的に違います。
SLC5が入力に対して爆発的な“点”の加速をするバイクだとすれば、M6は加速の“線”が長いバイクです。
踏んだ瞬間の鋭さではSLC5。しかし、踏み続けた先で伸び続けるのはM6。
その差は、数値では説明しにくいです。
けれど実戦では、この“線の長さ”が効いてきます。
この伸びこそが、数値化しにくい「実戦での速さ」の正体だと感じました。
ここからは推測になりますが、いくつか考えられる要素があります。
① リア三角のねじれバランス
低ケイデンスは高トルク入力です。
そのとき重要なのは、BB周りとチェーンステーのねじれ挙動です。
剛性が高すぎると、入力がダイレクトに脚へ返ってきます。
軽量なSLC5は、反応が鋭いぶん、入力の“角”も立ちやすかったのかもしれません。
それこそがSLC5の最大の武器でもあると思います。
それこそがSLC5の最大の武器でもあると思います。
一方のM6はボリュームがあり、剛性は高いはずなのに、トルクの受け止め方が優しい。
積層設計でねじれの戻りをコントロールしている可能性があります。
② 前後バランス
M6はフロントフォークの存在感が大きい。
つまり前周りの慣性と安定性が増しています。
低回転で踏むとき、バイクは微妙に左右に揺れます。
前側が安定していると、その揺れが抑えられ、結果として“踏みやすい”と感じることがあります。
③ 縦方向のコンプライアンス
低ケイデンス高トルク時は微振動も増えます。
M6は縦方向の当たりが柔らかい。
衝撃を丸めながら推進力に変換している感覚があります。
これが“足当たりの優しさ”に繋がっているのかもしれません。
■各挙動に関して
続いて、細かい挙動です。
・ブレーキング
まずブレーキングです。
SLC5のフォークはしなやかに動き、路面をいなします。
SLC3からもっとも変わったところだと感じ、本当に素晴らしく完成度は非常に高いです。
しかし状況によっては、少し動きすぎると感じる瞬間もあり、ある意味WINSPACEっぽくない味付けだったような気もしないところがありません。
SLC3からもっとも変わったところだと感じ、本当に素晴らしく完成度は非常に高いです。
しかし状況によっては、少し動きすぎると感じる瞬間もあり、ある意味WINSPACEっぽくない味付けだったような気もしないところがありません。
M6は違います。
基本的にはSLC5より若干硬く、SLC3を思い出す感覚でした。
あぁこの感覚、SLC3に近い感覚だと思いました。
M6のフロントフォークはあのマッシブな形状から想像しうる性能とは、若干乖離があります。
それは剛性はしっかりと確保されているのはイメージ通りですが、硬いながらもしなやかに動き、路面追従性が高く、縦に硬すぎないのです。
前作よりもフロントフォークの剛性値を20%の剛性を上げてきたということですが、それでもコンプライアンスやしなやかな動きを確保しているのは流石だと思いました。
M6のフロントフォークはあのマッシブな形状から想像しうる性能とは、若干乖離があります。
それは剛性はしっかりと確保されているのはイメージ通りですが、硬いながらもしなやかに動き、路面追従性が高く、縦に硬すぎないのです。
前作よりもフロントフォークの剛性値を20%の剛性を上げてきたということですが、それでもコンプライアンスやしなやかな動きを確保しているのは流石だと思いました。
その影響もあってから、かなり強めのブレーキング時の安定感も抜群ですし、逆に当てるような優しいブレーキング時もしっかりと路面のからのインフォメーションもわかりやすいです。
荒れた路面でもしっかりと安定したストッピングパワーを発揮できます。
クイックすぎず、鈍くもない。
かなりギリギリのラインを狙った剛性設定だと感じます。
・コーナーリング
M6はとにかく安定型です。
倒し込みもクイックすぎずに、倒した瞬間から安定しているため、深いバンクでも不安がありません。
ペダルヒットまで、自然に倒せます。
安定型の走りでコーナー中に微調整しても暴れないので、ライン修正もしやすく、コーナーの奥で更に周り混むような状況下でも安心して曲がれます。
ハンドリングは極めて高水準です。
やはり、ここでもM6は、形状こそ全く異なりますが、味付けとしてはSLC3の進化系に近い印象だと感じました。
あの“WINSPACEらしいフロントの安定感”が戻ってきた。そんな感覚でした。
・下りの伸び
そして、下りです。
毎週のように走っている同区間で、強度は少々高めですので、下り区間での速度はかなり出るところです。
この区間での最高速付近で、明確に違いが出ました。
同じ出力で踏んでいるはずなのに、速度の伸びが明らかに速く、トップギアに入るのが早いと感じます。
速度の伸びが良く、速度が上がってく下りでもスルスルと速度が上がっていきます。
冬場で空気抵抗が増している時期にも関わらず、想定よりも伸びていくことに驚きでした。
それでいて安定しています。
速度感は高く、それでもその高速域でも色々なことを考えられるぐらいに余裕があります。
速度感は高く、それでもその高速域でも色々なことを考えられるぐらいに余裕があります。
これがM6の本質かもしれません。
■重さという固定観念
やはり触れないわけにはいかないのが、その重さです。
特に存在感のあるマッシブなフォルムのフォーク形状を見れば、重量を気にされる方は少なくないと思います。
はっきりと言ってしまえば、M6は軽いバイクではありません。
塗装によってはもう少し軽量化は可能かもしれませんが、このメタリック系塗装は塗料自体が重いので、どうしても重量増加傾向にあります。
実際、SLC5と比較すればフレームとフォークで約500g増です。
数字だけを見れば、圧倒的にヒルクライムもゼロ発進でも不利になります。
そう考えるのは自然です。
実際に走ってみると、重さというより、ゼロ発進の一踏み目にわずかな動き出しの鈍さを感じます。
実際に走ってみると、重さというより、ゼロ発進の一踏み目にわずかな動き出しの鈍さを感じます。
しかし初速を超えた先、その重さは存在感を失います。
速度の伸び、巡航の維持、下りの安定感といったあらゆる部分で、空力性能の恩恵を体験できるレベルで感じる事ができます。
車体重量がその走りにどこまで影響を与えるのか、ということ改めて考えます。
ホイールの重量差、特にリム外周の慣性は加速に直結します。
しかしフレーム重量はというと、ダブルボトルにしても、体感として劇的に遅くなるわけではありません。
勾配のきついヒルクライムでない限り、その差は大きくはありません。
ということは理論上は重量的に不利だとしても、実走では別の要素が影響する場面の方が多いのではないか、というのは実際にM6に乗って感じたことです。
頭で考えることと、実際に走って感じることは違うことがあります。
ディスクブレーキ導入時も同じで、結局はタイヤ依存でタイヤのグリップ以上の動きはできないから、リムブレーキでも十分、というのは頭の中で考えていたことでした。
しかし実際に乗ると、根本から、もう次元が違いました。
似たようなことです。
軽さは正義。その言葉は今も間違いではないと思います。
しかしそれは条件が限られているかもしれない、ということです。
正義だが、=速度という方程式はもう通じなくなっているのかもしれません。
しかしそれは条件が限られているかもしれない、ということです。
正義だが、=速度という方程式はもう通じなくなっているのかもしれません。
空力だけではなく、安定性やライン保持能力、踏み直しの少なさ、こういった走りの基本中の基本で、速さに直結するけれども数値化が難しい走行性能、これらは500g増加以上の価値があるのかもしれません。
■メーカーに聞いたこと
今回M6に関して、特に気になったのは重量とフォーク設計です。
そこでメーカーに直接いくつか質問をしました。
・フロントフォークに関して
特に印象的なのは、あのマッシブなフロントフォークです。
メーカーの回答は明確でした。
「空力性能を最優先にし、UCI規定のぎりぎりの形状を目指しました。さらに、
コンフォート性能を上げる過程でこのようなスペックのフロントフォークになりました。」
「開発過程では一度完成した数百万円規模の金型を廃棄し、再設計を行いました。」発表会ではフォークに人が乗るパフォーマンスが行われました。
単なる強度アピールかと思いきや、実際には「頑丈さだけではない」設計思想があるとのことでした。
その理由について尋ねたところ、こう答えています。
「素材配置のバランスです。
また、費用削減で短縮されがちなカーボン焼き上げ時間も、じっくり時間をかけて焼くことでプリプレグの完全硬化を重視しています。
よい食材も適正な時間で焼かなければおいしくなりません。」
・剛性と反応に関して
M6では前作からBB周りやフロントフォークの剛性値を20%以上引き上げているとのことです。
ただし、それは単純な硬さの追求ではありません。
「最新のMカーボンは重量と強度と剛性を両立できる新素材です。さらに、
もちろん価格は高価になります。
M6は自社生産ラインで作ることで、このような高価な素材を使用しつつ価格が高くなりすぎないことを目指しました。」
「素材配置のバランス(カーボンの配置)、快適性と軽量性、さらにジオメトリを調整することにより、反応性を高い基準でこなす車体に仕上げました。」
・M6はどんなバイクか
最後に、M6をどう定義するのかを尋ねました。
回答は非常に分かりやすいものでした。
「一言で言うと、エンデュランス性能の高いエアロレーサーです。この説明が、M6の立ち位置を最も端的に表しているように感じました。
F1のようなマシンは速いが乗り心地は良くありません。
SLC5やT1600はF1マシン。
M6はF1並みのスピードで走れるセダンです。」
実際に乗ってみても、その表現は誇張ではないと感じています。

■まとめ
SLC5も、SLC3も、本当に良いバイクです。
それは疑いようがありません。
ただし、メーカーとしての狙いは明確に異なります。
モデルの棲み分けは、完全に別物だと感じています。
SLC5では軽さと反応性を突き詰め、空力を磨いたWINSPACEが、あえてSLC5とは別の答えを求めた結果、究極の空力性能、長距離を走破できる快適性、そして最後のスプリントでも負けない反応。
それらをまとめ上げたマシン、それがM6なのではないかと感じました。
SLC5は、ピュアレーサーです。
スプリントで言えば、スタートの一踏み目で差をつけるタイプです。
初速の鋭さ、反応の速さ、爆発力。勝負を一瞬で決めにいくバイクです。
一方でM6は違います。
かけ続けた先で、最後にまくるタイプです。
初速では重さを感じる場面もあります。
しかしスピードに乗った後の伸び、巡航の維持、そして下りでの安定感と安心感です。
気がつけば、じわじわと前に出ています。
そして最後に速度で差がついている。
それは単なる空力数値ではなく、安定性、ライン保持能力、ブレーキング時の姿勢制御、低ケイデンスでも踏みやすいトルクの受け止め方、そういった総合設計の結果だと思います。
単純に重量という数字だけを見れば、不利なことは明白です。
しかし実走では、その500gは大きく不利になると感じるほどの要素ではありませんでした。
M6は走る、曲がる、止まる。どれも高い完成度にまとめられています。
そしてフレームセットの価格はというと、308,000円です。
WINSPACEというブランドの本質は、手の届く価格帯で走りを高水準に仕上げることにあると私は思っています。
M6は、その感覚を思い出させてくれるフレームです。
軽さだけが正義ではない。
速さには、いくつもの形があります。
M6は、速さの価値観を変える一台です。
ということで今回は
軽さは正義か?WINSPACE M6実走で見えた、現代エアロロードの最適解、そんなお話しでした。
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〒262-0019
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※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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・ご連絡先
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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