日課ともなっている朝練、その最中の出来事です。

のどかな田舎道を走行中、明らかに意図的と感じる幅寄せを受けました。
公道を走っていれば、近くを追い抜かれること自体は珍しくありません。
ただ、今回のそれは“明らかに異常”でした。

距離は肩がこすれる寸前。接触していてもおかしくないレベルです。

幸い接触は避けられましたが、状況次第では重大事故に繋がっていた可能性があります。

その直後、信号で停車したためドライバーに直接話を聞きました。

そのドライバーが語った主張とは何だったのか。
そして今回の件で感じた「通じない相手」と「証明できない危険運転」という現実について、整理しておきます。

PXL_20260209_210527006.MP


■ 危険運転の状況
片側一車線、交通量は少ない田舎の道路。
路側帯はありますが隣は畑で、畑から漏れ出た土が浮き、雑草も伸びてきています。
当日は風も強く、交通量を考慮しても無理に路側帯を走るリスクがあると判断し、車線内の左端を走行していました。

そこに、後方から一台の車が接近します。

ロードノイズで接近には気づいていましたが、対向車もなく、他の車と同様に距離を取って抜いていくものだと思っていました。

しかし、その車は違いました。
明らかに異常な距離まで接近して抜いていきました。

距離は肩がこすれる寸前。
ハンドル操作を一つ間違えれば接触するレベルです。

もはや幅寄せというより、体当たりと言っていい感覚でした。

繰り返しになりますが、対向車はいません。
避ける理由はない状況です。

さらに、その車は私を抜いたあと、車線中央側へ戻っていきました。
つまり「たまたま近かった」のではなく、寄せる動きがあったうえで追い抜き、その後に元の位置へ戻っていったということです。


■ ドライバーの主張
その直後、信号で停車しました。
信号があるにもかかわらず、あれだけの距離で抜く必要があったのかは分かりません。

停車していたため、横に並びドライバーに話を聞きました。

運転していたのは高齢の男性ドライバーでした。
「なぜあのような運転をしたのか」と問いかけます。

返ってきた言葉は、これだけです。

「この道を走っているお前が悪い」
「この道を走るな」
「自分はなにも悪くない」

それ以外の言葉はありませんでした。

こちらも一時的に感情的にはなっていましたが、相手は一貫して同じ主張を繰り返すだけです。
会話はまったく成立しませんでした。

少なくとも、あの距離で自転車のすぐ横を通過したことについて、問題があったという認識は一切ないように感じました。

これ以上話を続けても意味はないと判断し、その場を離れました。



■ 自転車の立場と、現実の危険性
ここで前提を整理しておきます。

自転車は道路交通法上、「軽車両」に分類されます。
そのため、原則として車道の左側を通行することが求められています。

つまり今回のように、車線内の左側を走行していること自体は、特別なことではなく、あくまで通常の走行です。

しかし現実には、その前提すら理解できていないドライバーに遭遇したということです。。

今回のドライバーも、自分の運転に問題があるという認識はなく、
「自転車が悪い」「この道を走るな」という主張を繰り返していました。

ここに、大きなズレがあります。

そして、そのズレが危険運転に繋がる可能性があります。

今回のような距離での追い抜きは、結果として重大事故に直結します。

車と自転車は対等ではありません。
わずかな接触でも、受けるダメージは一方的です。

もし接触していれば、どうなっていたかは明らかです。
大怪我で済めばまだいい方で、状況によっては命に関わる結果になっていた可能性もあります。


■ 危険運転の本質と、その先にあるもの
この手の危険行為について、何をしたいのかは正直なところ分かりません。

邪魔だからなのか。
自分は悪くないと思っているからなのか。

しかし一歩間違えれば、意図的に事故を招くことにもなりかねない、極めて危険な行為です。

これは、丸腰の人間にナイフを突きつける行為と本質的に変わりません
本人にそのつもりがあるかどうかは関係なく、結果として重大な危険を伴う行為です。

なぜ、自転車で走っているだけで、そこまでの恐怖を感じなければならないのか。
その理由は、最後まで分かりませんでした。

そして何より問題だと感じたのは、
その行為をしたドライバー自身に、悪いことをしているという認識がなかったことです。

あのドライバーは、家に帰って何を話すのでしょうか。

「自転車がいたから寄せてやった」
「危ないやつだったから注意してやった」

そういった認識のまま、この出来事が処理されてしまうのかもしれません。

もしもあのまま接触していたら。
それでも同じように「自分は悪くない」と言えたのでしょうか。

逆の立場であればどうでしょうか。
自分や、自分にとって大切な人が、ただ走っていただけで同じ目に遭ったとしたら。
それでも納得できるのでしょうか。

車は非常に便利な乗り物です。
しかし同時に、使い方を誤れば簡単に人の命を奪うことができるものでもあります。

相手を威嚇するために車を使うという行為が、どれだけ危険な意味を持つのか。
その点については、改めて考える必要があるのではないかと感じました。



■ 証明できない危険と、現実的な対処
そして今回、最も問題だと感じたのはここです。

証拠がないことです。

カメラはなく、接触もしていない。
つまり、

・再現できない
・証明できない
・被害だけが残る

という状態です。

こちらは「轢かれそうになった」という明確な恐怖を感じています。
しかしそれは、記録としては何も残りません。

これが現実です。

こういったドライバーは一定数存在します。

そして厄介なのは、
あの距離で車を寄せるという行為が、場合によっては相手の命に関わる結果になるという認識自体が欠けていることです。

正しさではなく「自分は悪くない」という前提で動いているため、議論は成立しません。

だからこそ、現実的には回避できない場面もあります。

こちらが正しく走っていても、相手次第で危険に晒される状況は防ぎきれません。

今回、運良く接触はありませんでした。
ただ、それだけです。

紙一重の出来事でした。

どれだけ正しく走っていても、防ぎきれない状況は存在します。

では、どうすればよかったのか。
その答えは、正直なところ分かりません。

ただ一つ言えるのは、こういった事例は決して特別なものではないということです。

同じように走る方は、どうか十分に気をつけてください。

+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから